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(写真:PIXTA)

 近年注目を集めている技術の1つにAI(人工知能)がある。様々な方面で技術開発や社会への適用が進んでいるだけでなく、AIの根本技術である機械学習については、様々なツールが登場したことで、気軽に技術を学び、遊ぶことができる時代がきつつある。この連載では常々、技術の民主化について触れている。多くの人がAIを手軽に学べ、遊べることは、技術がより社会に浸透することにつながる。

 上海DFRobotの製品「HuskyLens」は、カメラで対象を撮影して「学習」ボタンを押すと、リンゴや人間、鉛筆といった物体を製品に教え込むことができる。これは機械学習というAIの根本的な技術である。

DFRobot社の製品HuskyLens。日本でも6000円を切る価格で販売されている

 こうしたツールが中国で発売されるのには理由がある。安価なAI処理用のCPUを簡単に入手できる環境があるのだ。