日本の片隅に、これまでの常識を覆す小さなストーリーが動いている。誰も報じない「小さな出来事」。しかし、その物語は、未来へと向かう一歩であり、人々の心を動かす潜在力を秘めている。テレビや新聞では見えてこない「未来」を描き出すシリーズ企画。
シリーズ
小さな革命

完結
4回
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四国、ある港町の物語 若者がつなぐ経済圏
徳島県の漁村、美波町に、都心から若き企業人や芸術家が次々と流入し、地元に溶け込み、つながりの深い経済圏を作り上げている。そして、日本最大規模のサテライトオフィス地域に成長した。地域を結束させていった若者たちの物語。
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「現代のチンドン屋」がやってくる!
遠くから聞こえる太鼓と笛の音とともに、男たちは町にやってくる。子供から老人までを引き寄せる神出鬼没の「現代のチンドン屋」は、伝統に縛られ拝金主義にまみれた芸能界に痛烈なアンチテーゼを突きつける。
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脱サラ、「4畳半の住職」
大企業の幹部は、昇進のさなかに頭を丸めて住職になった。東京・蒲田の住宅街にある11坪の小さな自宅で寺を開き、悩みに苦しむ人を迎え、茶を入れて、話に耳を傾ける。近所の住民から企業人まで、人々がこの小さな寺を訪れる理由とは。
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逆開発~アスファルトの駅前を森に戻す
開発されてきた駅前を森林に戻す──。千葉県のローカル線、小湊鐵道は、古い列車や駅舎を使い続けて、静かに人気を集めてきた。時代の流れに抗うかのような企業は、創業100年目を迎え、ついに「逆開発」に乗りだした。
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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全8回