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東電、休眠続く原発 柏崎刈羽は「10月」に動くのか
東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の事故から12年。東京電力ホールディングスの原発は1基も稼働できていない。東電は1月、値上げ申請の前提として、柏崎刈羽原子力発電所7号機(新潟県)の稼働開始を10月としたが、想定通り…
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追悼:伊藤雅俊氏 作家江上剛氏が知る『二人のカリスマ』の関係
セブン&アイ・ホールディングス(HD)名誉会長で、イトーヨーカ堂創業者でもある伊藤雅俊氏が亡くなった。伊藤氏をモデルにした小説『二人のカリスマ』の著者で、個人的に交流があった作家の江上剛氏に、話を聞いた。
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会計ソフトのfreeeがなぜ書店を始めるのか
会計ソフトのfreeeは4月、リアル店舗の書店を開業する。同店を運営する子会社も立ち上げ、経営に本腰だ。自社サービスやChatGPTなどの技術を試す「実験場」にしたいと語る。
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シリコンバレーバンク破綻、日本の「ベンチャーデット」冷やす懸念
米シリコンバレーバンク(SVB)が経営破綻したが、日本でのリスクマネー供給の議論まで冷え込ませてはならない。創業から数年後の企業に融資する「ベンチャーデット」については、やっと日本でも拡大に向けて制度整備が進められてきた…
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JERA、台湾の洋上風力で権益売却 地政学リスクに揺れる
東京電力ホールディングスと中部電力が出資する発電大手JERAは、台湾の洋上風力事業の権益を売却する。開発費の高騰などコスト要因以外に、中国が絡む台湾有事への懸念もあるとみられる。ウクライナ危機後にガスのパイプラインが狙わ…
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鴻海の野望、受託生産でEV市場狙う 勝機はあるか
台湾の鴻海科技集団(フォックスコン)が、米アップルの「iPhone」受託生産に続いて、電気自動車(EV)で「二匹目のドジョウ」を狙おうとしている。だが、それには「EV版アップル」を早急に見つけることが先決だ。
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日本とイスラエル、固定観念を越え交流を ユダヤ教指導者クーパー氏
来日したサイモン・ウィーゼンタール・センターのエイブラハム・クーパー副所長は、イスラエルと東京の間でビジネスを通じた人の交流が深まり、固定観念が取り除かれることなどを期待する。
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震災12年、姿見せるフクシマバレー 空飛ぶクルマやがん治療装置
2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故から12年がたつ。ユニークなスタートアップ企業が次々に進出、「フクシマバレー」とも呼べる様相だ。23年4月に注目の研究機関も設立される。新たな局面に入っている福…
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ウクライナ危機が変えた電力 高品位の“銀シャリ石炭”減らす競争に
ロシアによるウクライナ侵攻から2月24日で1年が経過し、様変わりしたのがエネルギーを取り巻く環境だ。中でも争奪戦が激しくなったのが石炭。燃焼時の二酸化炭素排出量が多いため敬遠されてきたが、ロシアからのガスの輸入が滞った欧…
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アマゾンのルンバ買収に難問 自宅のプライバシー流出に高まる懸念
米アマゾン・ドット・コムによる掃除ロボット「ルンバ」などの米アイロボット買収は、一筋縄ではいきそうにない。米国に加え欧州の当局も、プライバシー問題を理由に調査へ乗り出すと報じられた。掃除ロボットやスマートスピーカーを連携…
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日本橋を「宇宙産業」の街へ 三井不、次期社長肝煎りの交流拠点開設
「宇宙には無限に夢がある。それを日本橋から発信していきたい」。産業デベロッパーを目指す三井不動産が次に力を入れるのが、宇宙開発だ。社団法人を設立し、非宇宙企業も巻き込んで日本の宇宙開発に貢献することで、同社のルーツである…
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米国でTikTok禁止広がる 介入と自由、絡み合う難題
米国でTikTokの利用を禁止する動きが広がっている。ティックトックを通じて米国のユーザーの個人情報が中国政府の手に渡るとの不安が背景にある。しかしこうした取り組みにはIT(情報技術)業界における米中の覇権争いという政治…
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トヨタからテスラへ、EVが呼ぶ自動車業界の「王者交代」
トヨタ自動車が26日に予想外の社長交代を発表し、企業連合を組む日産自動車とルノーは資本関係の見直し作業を急いでいる。
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テスラ中古車がバブル崩壊、価格急落で新車需要に重し
何カ月も待たされた末、ついにテスラの新車を手に入れたオーナーには、この2年間の大半を通じて、めったにない選択肢が与えられていた。真新しい電気自動車(EV)をそのまま保有するか、待ちきれない誰かに購入価格以上で売って利益を…
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“高額転売じゃない”グッズ取引、人材会社のオタク社員が挑む
アニメやアイドルのお気に入りキャラクターなどの「推し」をオタクが応援する「推し活」。人材会社が新規事業として定価での取引を基本とするグッズ取引プラットフォームを開始した。立ち上げたのは自身もオタクだという社員だ。
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戦禍に生きる起業家たち、ウクライナのスタートアップは今
「2月24日を境目にすべてが変わった」。戦禍に見舞われたウクライナのスタートアップたちは今、どのように生き延びているのか。
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東国原英夫氏の独白 宮崎県知事戦で敗北「今は頭が空」
東国原英夫氏「今後の活動は、全く白紙。これからどうするかを年内はゆっくり考えたいです。今は無の状態」
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アクセンチュア、異例の高額買収に伊藤忠などが焦る理由
コンサルティング大手のアクセンチュアは、データ分析のALBERT(アルベルト)を買収した。ここ数年、アクセンチュアはM&A(合併・買収)を積極的に仕掛けているが、TOB(株式公開買い付け)は初めて。1株当たりの買い取り価…
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三井不動産、12年ぶり新社長が目指す不動産「脱皮」の真意
三井不動産は12月9日、植田俊取締役専務執行役員が来年4月より社長に昇格する人事を発表した。菰田正信社長は会長に就く。記者会見で、植田専務は不動産というハード面だけでなく、産業におけるコミュニティやビジネスチャンスを創出…
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リンダ・グラットン教授「老後に必要なのは貯蓄だけじゃない」
著名経営学者のリンダ・グラットン氏は、親密で多様な人間関係が「人生100年時代」に豊かさをもたらすと説く。
WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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