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マスク氏が狙うツイッター、「身売り検討」なら取締役会の裁量消滅
ツイッターの取締役会は今の状況なら、テスラのイーロン・マスクCEOが提案した買収を拒絶する理由として、マスク氏の傘下に入ったツイッターがどんな姿になるか懸念される点を挙げることができる。
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中国・習近平主席、民衆の怒り買う「ゼロコロナ」政策に固執する訳
国民の怒りが高まり、景気見通しが急激に悪化した場合、多くの国家指導者ならば事態を憂慮して政策を見直すだろう。しかし、政権3期目にスムーズに移行したいはずの習近平・中国国家主席は今、新型コロナウイルス変異株オミクロンとの闘…
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EU、露の化石燃料輸入ゼロで結束 自国に戦争迫る危機感が背景に
欧州連合(EU)は2030年にロシアからの化石燃料の輸入をゼロにして、同国へのエネルギー依存から脱却することを発表した。加盟27カ国のエネルギー事情には違いが多く、同じ目標ですぐに一致することは本来容易ではない。マクフィ…
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LNG争奪戦が勃発 「日の丸ガス田」の開発阻む脱炭素
ウクライナ危機で争奪戦の様相をみせる液化天然ガス(LNG)などの燃料調達。脱炭素化による化石燃料関連資産への投資抑制が事態を悪化させている。日本は燃料の調達難に加え、今冬には再び電力の需給が逼迫する恐れがある。足元では燃…
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「西側制裁で失業」、ロシア労働者の新たな現実
西側のロシア制裁によって同国経済は急降下しており、インフレ率は2桁台、成長率はマイナス2桁台に陥る見通しだ。戦略研究センター(モスクワ)は、ロシアの失業者数が年末までに最大200万人増えると予想している。最悪の場合、失業…
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企業の緊急用電力、安く使える異例の現象 ウクライナ危機で拍車
日本の電力市場で、価格を巡って異例の現象が起きている。電力の契約先が見つからない需要家にセーフティーネットとして緊急で提供される「最終保障供給」のサービス価格が、新電力や大手電力による自由契約の料金よりも安くなっているの…
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日本に迫る電力危機、LNGの買い負け避けよ 橘川教授
電源の4割を天然ガスによる火力発電に頼る日本。ウクライナ危機を受け、ガスの国際的な需給逼迫が脅威となっている。国際大学で副学長を務める橘川武郎教授は、危機の前から日本の「買い負け」が起き始めていたと指摘する。
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ロシア富豪の豪華ヨット、制裁逃れてモルディブへ
3月9日、石炭と肥料の生産で巨額の富を築いたアンドレイ・メルニチェンコ氏の名が、欧州連合(EU)による制裁対象者のリストに載った。翌日、同氏のスーパーヨット「モーターヨットA」がモルディブ領海で位置情報の発信を停止した。
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ロシアの偵察用ドローンから米国製半導体、軍事転用どう防ぐ
米シリコンバレーの半導体製造企業マーベルは、2016年に回収されたロシアの偵察用ドローンの中から自社製半導体が見つかったことを知り、その経緯を調べ始めた。この半導体の価格は1個2ドル(約245円)にも満たない。2009年…
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接待問題で更迭の総務官僚を副社長に IIJ鈴木会長の真意は
インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月28日付けで前総務審議官の谷脇康彦氏を副社長に起用することを決めた。谷脇氏は東北新社やNTTによる接待問題で2021年3月に更迭され、同月に総務省を退職していた。世間から批判を…
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絶滅危惧種のドムドムが2期連続の黒字、V字回復呼んだ異次元戦略
日本最古のハンバーガーチェーン店、「ドムドムバーガー」。一時は倒産の危機を迎えたが、新型コロナウイルス禍でありながら2期連続黒字を見込んでいるという。なぜV字回復を果たせたのか。藤﨑忍社長にその戦略を聞いた。
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プーチン大統領の隠し資産が標的か 米政府、娘2人にも制裁
米政府の新たな対ロシア追加制裁は、プーチン大統領の2人の娘、マリア・ウラジミロフナ・ボロンツォワ氏とカテリーナ・ウラジミロフナ・ティホノワ氏が対象に含まれている。プーチン氏の資産隠しに関与しているとみなされたからだ。
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ドムドムハンバーガーを救った “こだわらない心”
日本最古のハンバーガーチェーン店。読者はご存じだろうか。それは「ドムドムバーガー」だ。一時は日本中にあったバーガーブランド。倒産の危機を迎えたドムドムもV字回復を遂げようとしている。その立役者藤﨑忍氏に話を聞いた。
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日本急成長企業2022 売上高を伸ばした100社ランキング
日経ビジネスとドイツの調査会社スタティスタ(Statista)は共同で、日本の成長企業を発掘する調査プロジェクト「日本急成長企業2022」を実施し、各社が回答した売上高の伸び率が大きかった上位100社のランキングを作成し…
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石川県羽咋市の「味噌汁」から見えてきた地方DXの可能性
2021年から、金沢大学が主催する「地域包括ケアとエリアマネジメント研究会」という産官学共同の枠組みと連携し、石川県内の市町村の健康づくりをデータ活用の視点からお手伝いしてきました。この経験は、「地方のDX(デジタルトラ…
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さよならASIMO 日本発ロボットの寂しき未来
日本のロボット技術を大きく進化させ、ヒューマノイドのいる未来を具現化したASIMO。だが、開発プロジェクトが終了し、科学未来館での一般公開も終了する。想像していたより、ずっと未来は現実的だった。
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節電失敗なら東京で停電 22日は回避も、今後も綱渡りの電力需給
首都圏の電力供給が綱渡りになっている。3月22日はどうにか停電を回避できるメドが立ったが、23日以降も気象状況によって不安を残している。東日本大震災が起きた11年前から電力供給リスクは高まっていたのだが、ここにきて頼みの…
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ロシア狙う日欧分断、エネルギー協調で回避を プーチンに踊らされるな
ウクライナ問題を受け、米国がロシア産原油や液化天然ガス(LNG)の輸入停止に踏み切った。欧州はまだ限定的な対応だが、本格化すれば日本のエネルギー安全保障にも影響を及ぼしかねない。世界有数のシンクタンク、ブリューゲル研究所…
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人材流出は戦術で補えない 大分トリニータ、地域クラブ経営の悩み
3度目のサッカーJ2降格となった大分トリニータ。天皇杯では決勝に進むなど力を発揮したものの、西山哲平ゼネラルマネージャーは「シーズン序盤戦のダメージを穴埋めできなかった」と振り返る。
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ロシア軍との市街戦に備えるキエフ、写真で見る戦争と市民生活
2月24日にロシアがウクライナへ全面侵攻してからおよそ2週間。ロシア軍の市街地突入という最悪の事態に備え、首都キエフではバリケード作りなど防衛体制の強化が進んでいる。現地にとどまって撮影を続けるカメラマン、カオル・ン氏が…