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トヨタとスズキ、「持ち合い解消」時代に逆らう
トヨタ自動車とスズキが28日に合意した資本提携はいわゆる「株式持ち合い」だ。トヨタが1000億円弱を投じてスズキ株を4.9%取得、スズキもトヨタ株を480億円分買い付ける。折しも世の中ではガバナンス(企業統治)の観点から…
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2019年上半期のベストビジネス書に『FACTFULNESS』
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』が2019年上半期のベストビジネス書に選ばれた。このベスト10はそもそもどのように選出されているのか。実はこの賞は、新刊ビジネス情報月刊誌『TOPPOINT』1万人以上の読者…
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認知症が働ける「ちばる食堂」が教えてくれるもの
沖縄の方言で「頑張る」を意味する「ちばる」の名を冠する「ちばる食堂」は、名鉄特急で名古屋から30分、愛知県岡崎市の住宅街にある。2019年4月に開業したちばる食堂では認知症の有症者が4名、常時働いている。
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「妻の年収が高い」と夫は家事をする
女性の就業者数が初めて3000万人を突破した。女性は就業者数全体の44.5%を占め、15~64歳の就業率は71.3%と過去最高を記録している。共働き世帯が増えるなかで、注目すべき論点をマーケティングライターの牛窪恵氏に聞…
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お盆だから考えてみよう 葬儀と供養はどう変化しているのか
現在の葬儀の形が生まれてから家族も社会も大きく変容しています。それにともないここ10年の葬儀や供養のあり方が多様化、変化しています。お盆の季節を迎え、今一度何が起きているのか、そしてそれにどう対処していくべきかを考えて…
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リクナビ「内定辞退予測」、拙速の裏に2つの危機感
リクルートキャリアは「内定辞退率」を予測する有償サービスの廃止を決めた。「明らかにサービス化を焦っていた」。リクルートキャリア関係者はこう打ち明ける。ずさんなプライバシーポリシーや倫理観の欠如――。拙速さの裏側には、2つ…
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元グーグル村上憲郎氏「ヤフーは焦る必要のない会社だ」
アスクルの個人向けインターネット事業「LOHACO(ロハコ)」を巡り、同社と親会社のヤフーの間で対立が続いている。元米グーグル副社長兼グーグル日本法人代表取締役で、その後、同社名誉会長を務めた村上憲郎氏はこの騒動をどう見…
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「中国版Abema」マンゴーTV、番組作りはデータ使い内製で
中国テレビ業界のエンタメ・バラエティー文化を作り上げてきた湖南広電。その湖南広電が手掛けるネットテレビ「マンゴーTV」は今、中国で一番勢いのあるネットテレビ局だ。国営メディアグループと侮れないマンゴーTVの先進性とは何か…
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黒字の「中国版AbemaTV」、マンゴーTVに学ぶべきもの
中国にはテレビ局が運営し、黒字を確保しているネットテレビが存在する。しかも巨大資本であるBAT(バイドゥ・アリババ・テンセント)を背景にしたトップ3社のすぐ後ろの業界4位につけ、年内にも3位の座を奪う勢いなのだ。
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米国の人は『風の谷のナウシカ』を知っているか?
5月の渡米で首尾良く自作航空機の祭典「EAA AirVenture Oshkosh」での、“メーヴェ”ことM-02Jのデビューを準備できた八谷和彦さん。しかし米国でのデモフライトはそれだけではなかった。西海岸、ロサンゼル…
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“メーヴェ”が米国の「飛行機コミケ」に参戦!
プロジェクト開始から17年目の今年、八谷さんは開発した機体「M-02J」を7月22日から28日にかけて、米ウィスコンシン州オシコシで開催される自作航空機の祭典「オシコシ・エアショー」に持っていき、飛行展示する。
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7pay不正利用、経営陣に技術を見る目とビジョンはあったか
セブン&アイ・ホールディングス独自の決済サービスとして7月1日に始まった「7pay(セブンペイ)」で開始早々、不正利用が発覚した。システムの脆弱性が指摘されるが、どのような点に問題があったのか。エンジニアで連続起業家でも…
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台湾総統選に挑むテリー・ゴウ氏、その政策と「親中」の虚実
売上高6兆台湾ドルの巨大企業グループ、台湾Foxconn(鴻海)をつくり上げたカリスマ創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏。彼が今、台湾の総統(大統領)候補者として支持率を高めつつある。日本人の多くはいまだ郭氏を「親中派」と…
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3分で分かる!コンビニエンスストアに今、何が起こっているのか
コンビニエンスストアが今、逆風にさらされている。店舗の飽和感や人手不足、食品廃棄など業界が抱える課題は少なくない。日本人の生活を変えたコンビニに何が起きているのか。
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日本戦7万円以上、JTBのラグビーW杯ツアーは独禁法違反か?
今年9月に日本での開幕が迫るラグビーワールドカップ。国内唯一の公式旅行会社であるJTBのチケット付き観戦ツアーに、独占禁止法に違反する「抱き合わせ販売」の疑義が生じている。検察出身の郷原信郎弁護士が「『公正な競争を阻害す…
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スープラの“トヨタ基準で完全にアウト”な部分
「(この部分は)BMWでも設計ルールより太いらしく、『トヨタはあとからやっぱりやめたと言うに決まっている』と言われて。『何があっても文句を言いません』と、誓約書にサインしたくらいです(笑)」
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「世界のナカムラ」が切り開く低金利時代の経済学
ノーベル経済学賞の登竜門とされ、40歳以下の米国の経済学者に与えられる「ジョン・ベーツ・クラーク賞」を、日本にルーツがある米カリフォルニア大学バークレー校の中村恵美教授がこのほど受賞した。気鋭の経済学者は、日米の金融政策…
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スープラ開発秘話、BMWはスポーツカー開発未体験だった
スープラはBMWとの包括提携によって開発された初のクルマであり、BMW Z4との姉妹車になる。発売されたこのタイミングでどのようなプロセスで開発が進められたのか、あらためて話を聞くことができた。
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2000万円不足、は「老後不安商品」のトッピング
金融庁の審議会の報告書に端を発した「老後資金2000万円」問題は連日ニュースに取り上げられ、「1500万~3000万」という金融庁の独自試算も注目を集めて沈静化する気配がない。老後に必要な資金は2000万円なのか3000…
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LIXIL問題、助言会社と海外投資家、かみ合わぬ争点
米議決権行使助言会社大手2社が、ガバナンス問題で混乱が続いているLIXILグループの定時株主総会における議決権行使について、助言方針を投資家向けに示した。取締役選任議案いついて、いずれも、昨秋CEOを解任され、会社側と対…