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八谷:見物する方も、自分の飛行機で飛んできていたりして、長椅子出してだらっと一日中ホットドッグかじりながら、見物していたりする。軍用機も飛ぶけれど、殺気立ってなくて平和なんです。

松浦:ものすごくリラックスしてますよね。

八谷:ホットドッグといえば、ウィスコンシンのあのあたりはソーセージをいっぱい食べるみたいです。聞いたらもともとドイツからアメリカに移ってきた人が多いらしく。先祖はドイツにいた、という人が多いんだそうですね。

観客はリラックスムード。

その場で知り合いになり、出展の方法を教えてもらった

八谷:実は僕、EAAの会員になってまして。会員には「SportAviation」という会報を送ってくるんですが、6月号にOpenSkyが記事になって掲載されました。

松浦、編集Y:おおー。

八谷:この記事を書いてくれたのは、2017年に会場で知り合ったリー・フィッシャーさんという方です。会場のウルトラライト機のエリアで、たまたま話をして、「こんな機体を作っているんです」と言ったら、「YouTubeで見て知っているよ」って返事されました。

編集Y:オタクな方なのかしら。

松浦:いや、世界のどこにいても、見ている人は見ているということですねえ。

八谷:そこで仲良くなって、オシコシに機体を持ってきたいんですけれど、どうしたらいいですか、って相談したんです。

編集Y:ど直球に。

八谷:そうしたら、ウルトラライト機の規定を教えてくれました。

松浦:ちょっとここで説明すると、米国ではウルトラライトプレーン、欧州ではマイクロライトプレーン、日本では超軽量動力機といいますが、エンジン出力が小さくて速度が遅い機体は、通常の航空機よりずっと緩い規定で飛ばすことができるという制度が世界的にあるんです。

八谷:そう。で、フィッシャーさんは米国のウルトラライト機の規定の中にパート103(「FEDERAL AVIATION REGULATION PART 103-ULTRALIGHT VEHICLES」)という条文があって「これに合致すれば、現地で飛べるんじゃないか?」って言うわけです。詳しく読み込んでみると、どうもM-02Jは無許可で飛ばしていいらしいと判明しました。