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オシコシのヤバいTシャツ屋さん

会場に併設されたEAAの博物館にあるおみやげショップ。

八谷:Tシャツものすごい種類を売ってますね。今日着ているこれもそうなんですけど。

編集Y:お! それ撮ってもいいですか。

八谷:いいですよ、もちろん。

八谷:航空機・宇宙機メーカー、スケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)のTシャツです。すごくいいでしょう。「デザイン、ビルド、テスト」という。

松浦:「設計しろ、作れ、試験せよ」ってか。

八谷:かっこいいですよね。それから、会場のウィットマン空港の近くにあるEAAの博物館がすごいんですよ。

松浦:規模が大きいですよね。日本の大抵の航空展示館よりも大きい。

八谷:エアショーではあっちこっちでカンファレンスとかセミナーをやっているんですが、博物館ではちょっと航空から外れた内容もやってくれているんです。僕は渡り鳥と一緒に飛行機で飛ぶ映像の実際の撮影パートをやった方のプレゼンを博物館で見ました。そういう、「航空大好き」じゃなくて目的を持って飛行機を利用している人も、ショーにやってきてなにかしらやっているんです。

ウォーバード(第二次世界大戦などで使われた軍用機)のフライトスケジュール。

 驚くのは、これだけ大規模なイベントなのに、主催のEAAは非営利団体なんですよね。なんでもボランティアで回しているというのもまたすごいなあ、と。それこそ会場内の移動に使っているバスとか、あるいは脚が不自由な人向けの電動車椅子の貸し出しとか、そんなところまでボランティアがやっている。

松浦:しかもアマチュアっぽいイベントかといえばそうじゃないんだ。陸海空に海兵隊の米四軍が来る。米航空宇宙局(NASA)も来る。コーストガード(米沿岸警備隊)も展示をする。

八谷:もちろんボーイング以下航空産業もオールスターでそろいますし、うんと小さな部品メーカーに至るまでやってくる。でも主役は飛んでいる飛行機で、いつもなにかしらが飛んでいる。

編集Y:ひょえー。