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 新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府は4月7日、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象に、緊急事態宣言を発令した。日経ビジネス取材班は、一夜明けた8日の東京都心の様子をカメラに収めた。

 都心繁華街から雑踏は消えたが、銀座の目抜き通りでは営業を続けるブランドショップも複数あった。渋谷・原宿でも、宣言下の街を見ようとでも思っているのか、若者たちの姿が絶えることはなかった。

 商業施設などへの休業要請の時期と範囲を巡り、積極策を求める東京都と慎重な姿勢をとる政府との間で混乱が続く。法的拘束力のない“日本版ロックダウン”が、どれだけの効力を発揮するのか。緊急事態宣言の期限である5月6日までに事態が収束に向かう保証はない。都心ににぎわいが戻るのはいつになるのだろうか――。

1:新宿、歌舞伎町

午後6時の歌舞伎町一番街。いつもは飲食店の照明がまばゆい通りもこの日は閑散としていた
午後6時半。仕事終わりのサラリーマンや学生でにぎわう歌舞伎町も8日は足早に駅への向かう人が多かった
午後4時の新宿駅東口前。いつもは繁華街を練り歩く学生や若者が闊歩(かっぽ)する交差点もこの日は人通りがまばらな様子