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 ベストセラー漫画「ドラゴン桜」でおなじみの弁護士・桜木建二。最近では、バーチャルYouTuber(VTuber)としても活動する弁護士・桜木が、日経ビジネス電子版に登場。ビジネスパーソンの悩みを一刀両断する。

 連載9回目に登場するのは、フリーランスで書籍PRの仕事に従事する奥村知花さん。様々な出版社から新しく出た本を、テレビやラジオ、雑誌などのメディアに売り込む仕事をしている(詳しくは『進む、書籍PR! たくさんの人に読んでほしい本があります』)。

 奥村さんの夢は、同じような書籍PRのプロフェッショナル集団を作ること。そのために準備を進めているが、なかなか人が育たない。書籍PRという職種そのものが珍しいので後輩を弟子のように教育しているのだが、どこまでしっかりとケアして、どこからは突き放していいのか、距離の取り方に悩んでいるのだという。

 そんな奥村さんの悩みに、桜木はこう指摘する。「ケアする、突き放すという言葉が出ている時点で、奥村さんは、後輩に仕事を『教えよう』としているのではないか」――。

 桜木自身も現在は教育現場で働いている。そこで日々感じている大きな間違いが、「教える」ことだという。

 桜木は、リクルート創業者の江副浩正氏の次の言葉を引用した。

 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」――。

 人は、人に教えることはできない。人は機会をもらい、そこで活躍することによって自ら成長していく。

 振り返れば、奥村さん本人も、クライアントである出版社や著者に怒られ、時にほめられながら、自分で学んできたのだという。誰かが奥村さんに機会を与え、それを生かしてノウハウを積んでいった。桜木は、後輩も同じように機会によって成長するはずだと語る。

 奥村さんに、桜木はどんな言葉を贈ったのか。こちらの動画でチェックしよう。

>>続きは上の動画で

桜木 建二(さくらぎ・けんじ)
弁護士
元暴走族のリーダーで、現在は桜木法律事務所の所長を務める東大卒弁護士。龍山高校特別進学クラスを創設し、担任を受け持つ。平均偏差値36の高校生を相手に、東京大学合格への独自の勉強法を伝授。その経験をもとに、YouTubeをはじめ、様々なメディアで活動中。現在は偏差値50の一般的な学生、天野と早瀬を東大に行かせるために、再度、特進クラスを創設している。
(C)プロジェクト桜