日経ビジネスは50年にわたる歴史の中で、日本そして世界の企業をリードした経営者をはじめ、学識経験者、アスリートなど多くの著名人にインタビューしてきました。彼らの言葉は、挑戦者の覚悟であり、時代の分析であり、未来を予見するものです。レジェンド(伝説)と呼ぶにふさわしい面々が日経ビジネスに語った言葉を、ぜひお読みください。そこには、あなたの中の勇気を奮い立たせ、チャレンジを後押しする、時代を超えたメッセージが込められているはずです。(記事中の内容はすべて掲載当時のママとなっています)
シリーズ
レジェンドたちの言葉

完結
29回
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アシックス創業者が語る「闘病と軍隊生活が経営の糧」
一介の町工場から上場企業へ。中小企業の夢を果たし、いまやスポーツシューズ市場の60%を抑えるオニツカの鬼塚喜八郎社長は、中堅企業が伸びるには「すべての力を1点に集中させ、限られた市場につき刺す」という“弱者の戦略”しかな…
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中原誠名人「勝負はいい手でつくよりミスでつく」
昭和47年、大山名人を破り、史上最年少の24歳で「名人」となる。“中原自然流”という言葉も知られるが、それは、無理のない棋風とともに、素直な人柄を表している。
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百度(バイドゥ)の若きトップが2008年に見せた意欲
2008年のロビン・リー氏へのインタビュー。中国でグーグルに勝利したのは、利用者を重視しているからだと強調する。日本市場の開拓を糸口に、非英語圏を中心としたグローバル展開を目指すと語った。
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豊田英二氏が社長時代に語ったトヨタ式合理主義
「ふだんはケチに徹するが、いざというときには、ほかに一歩先んじてパッと投資する」。不況もものかわ、「目標はGM(ゼネラル・モータース)」と照準を定め、世界一へ向けてひた走るトヨタ自動車工業の総帥、豊田英二社長はその秘策を…
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ニトリ似鳥昭雄氏が語った「リスクとの闘い、人作る」
北海道からスタートし、全国に広がったニトリ。郊外型のみならず、近年は都心でも積極的に店舗を展開しています。手ごろな家具やインテリア用品でコーディネートを提案するなど、暮らしへの提案で急成長を遂げた似鳥氏の経営哲学をお読み…
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オムロン立石氏「21世紀は『アナログ&センサー』」
今回のレジェンドはオムロンの立石義雄氏です。創業者で自動改札機や銀行のATMなどの開発を手がけた父、立石一真氏の後を継ぎ、未来の技術を読むリーダーへのインタビューです。
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1999年、小林陽太郎が語った「企業の社会的責任」
今回ご紹介するのは、富士ゼロックスの元会長、小林陽太郎氏のインタビューです。小林氏は1999年4月に経済同友会の幹事に就任しましたが、6月に日経ビジネスに掲載された、この記事の中で「市場主義の否定ではなく、その先、次に来…
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井深大氏「日本は壁を切り開いていく能力を持っている」
40年前、ソニーの井深大名誉会長は「今後の質的成長への転換期こそ、技術革新は必需品になる」とし、いまこそ、企業は平均的発想法から脱却するときだ」と説いた。独自の技術を商品化した高度成長時代のチャンピオンが明かす次の時代に…
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50歳の柳井氏が語った1兆円企業、世界一への夢
商品、店舗、人材――。問題点を客観的に見据え、改革の旗を振る。「21世紀は個人の時代。個人を生かせない会社は駄目になる」と断言。
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ジュラシック・パークの作家が見抜いたIT社会の未来
時代を風靡した米国人作家。「テクノロジーの進歩とともに、人は過去に関心を持ち始めている。なぜなら、人々は正真正銘の本物を求めており過去は紛れもない本物だからだ」と語る。
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挑戦的な企業風土を重視したサントリー佐治信忠氏
2002年のサントリー佐治信忠氏インタビュー。「やってみなはれ」精神の希薄化に危機感を抱く佐治氏。社員に「激しい提案を出せ」と迫り、事業再編の絵を描く中、挑戦的な企業風土の復活に向けてのどのような策を練っているかを聞く。
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20年前、サイバーや災害の危機管理を訴えた佐々淳行氏
「警察は新たな危機に対応できる体制を」と訴える警察OBの論客。サイバーテロなどの専門家を外部から招聘する必要性があると見る。危機管理の要諦として「国家の役割、地方の役割」の再配分を求める。
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日本マクドナルドを創業、食文化変えた藤田田氏の自信
5期連続増収増益という好調を背景に、2002年に株式公開に踏み切る・・・・・・好調だった1999年、日本マクドナルド創業者、藤田田氏のインタビュー。
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2012年アマゾンのベゾス氏。顧客中心掲げ事業を拡大
EC(電子商取引)からクラウドサービス、タブレット端末に事業を広げ、世界が注目する。顧客至上主義を掲げ、長期的な視野に立って革新的なサービスを生むことに力を注ぐ。日本でも電子書籍端末発売の準備を着々と進めるベゾス氏。20…
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2001年と12年、ベゾスの変化を読む(2001年)
インターネット革命の申し子がバブルとその崩壊を語った。ビジネスモデル限界説については懐疑主義は良いことと一蹴。株価の下落については長期的な視点で見てほしいと強調する。
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養老孟司氏「責任の重圧に耐えられるエリートを」
『バカの壁』が180万部を超す大ベストセラーに。戦争を覚えている世代から見た、戦後日本が失ったものとは。
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プロ経営者が明かしたIBMの再建の鍵は「変化」
変化の必要性を社員に理解してもらうのが変革の第一歩と強調。日々刷新し、競業に挑戦する文化が企業を存続させると説く。
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日本電産永守重信が米国上場後に見せた経営者の気概
合理性を追求した経営で知られる日本電産の永守重信氏。17年前、ニューヨーク上場後に本誌に新たな時代への決意を語っています。
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22歳イチロー語った「僕は天才じゃなく運が良かった」
引退を発表したイチローが22歳のときに日経ビジネスの編集長インタビューに答えていた。
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任天堂・山内溥は「役に立つ」より「楽しい」を目指した
業界の盟主の座から転げ落ちたのも束の間、王者はやはり強かった。ゲーム市場全体が伸び悩む中、ゲームボーイで独走した当時、任天堂の山内博氏が語った言葉とは。
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