テレビタレントのサービス精神ゆえの発言とも

 ちなみにいうと、クルダーヒー情報相が政治家であるというイメージは、筆者にはまったくなかった。おそらく大半のアラブ人にとっても同じだと思う。クルダーヒー情報相の名前と顔が有名になったのは、とあるテレビ番組で同氏が司会を務めてからであろう。

 その番組は、アラビア語で「マン・サ・ヤルバフ・ル・ミリユーン?(誰が100万=サウジ・リヤル=を獲得するのか?)」と呼ばれる。オリジナルの番組は英国の”Who Wants to Be a Millionaire?”だ。そう、ご存じの方も多いだろう。日本では「クイズ$ミリオネア」として放送されていたものである。つまり、ジョージ・クルダーヒーはアラブ版のみのもんた氏というわけだ。

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