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今回のチェックポイント
  • ●孤独なリーダーはどうやって支える?
  • ●リーダーシップは「肩書き」ではない
  • ●“フォロワー”もリーダーになれる?
ラインアップ(全6回、毎週木曜日掲載)
※今後の内容は変わることがあります
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リーダーは孤独な存在と言われます。周囲はどう支えたらいいのですか?

小林りん(UWC ISAK Japan代表理事):つらい状況ってたくさんありますよね、プロジェクトをやっていれば。仲間割れとか、同床異夢とか、いろいろなことがあります。調査不足で、やってみたらできなかったとか、ライセンスが取れなかったとか。

 その時にこそどうやって自分と向き合うのか。怒りや不安、憤りというものとどう向き合っていくのかというのは、授業の中で話をしています。

 そして、周りがサポートするのもリーダーシップだという話もよくしているのです。

 日本だと、どうしてもリーダーは1人というイメージがあるのですが、そうではないんですよね。「フォロワーシップ」という言葉が正しいかどうか分かりませんが、プロジェクトに関わる人はどんな人でも、それぞれの立場でリーダーシップをとっているんだと思うんです。リーダーが「ズコッ」といった時に「ハッ」と支える人もリーダーですし、その陰でみんながやりたくない仕事を一生懸命拾っていく人もリーダーだし。

 私たちは「Leadership is not a position」と言っています。立場や肩書は関係なくて、「Leadership is a practice」、生き様だと。

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小林 りん(こばやし・りん)
UWC ISAK Japan 代表理事

経団連からの全額奨学金をうけて、カナダの全寮制インターナショナルスクールに留学した経験を持つ。その原体験から、大学では開発経済を学び、前職では国連児童基金(UNICEF)のプログラムオフィサーとしてフィリピンに駐在、ストリートチルドレンの非公式教育に携わる。2007年に発起人代表の谷家衛氏と出会い、学校設立をライフワークとすることを決意、2008年8月に帰国。1993年国際バカロレアディプロマ取得、1998年東京大学経済学部卒、2005年スタンフォード大学国際教育政策学修士。世界経済フォーラムから2012年度に「ヤング・グローバル・リーダーズ」として選出される。2013年には、日経ビジネスが選ぶ「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」受賞、2015年に日経ウーマンが選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」受賞、2016年に財界が選ぶ「経営者賞」受賞。イエール・ワールド・フェロー2017。