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AI時代には「問いを立てる力」が重要になる

 今、AI(人工知能)やロボティクスなど新しい技術の台頭によって、今人間がやっている様々なことが、それらに取って代わられると言われています。そうなると、私は、もっと新しい領域で人間が活躍できる、かなりエキサイティングな時代に突入しているのではないかと思っています。そこを生きるのがまさしく今の高校生や大学生です。もちろん、私たちも長生きすれば、そういう時代を生きていくわけですが(笑)。

 そういう時代こそ、何が大事なのか。こう言うと、よく外向きに、どんなトレンドが来るのかとか、どんな商品が大事なのかという観点にすぐ目が行きがちですよね。一方、私たちが「問いを立てる力」と言う時は、実は内向きに対する問いもすごく大事だという話をしています。

 自分が、そもそも何にワクワクするのか、どんな時に情熱を覚えるのか、あるいは何に一番憤りを感じるのか。それが実は大事なんじゃないか。

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小林 りん(こばやし・りん)
UWC ISAK Japan 代表理事
経団連からの全額奨学金をうけて、カナダの全寮制インターナショナルスクールに留学した経験を持つ。その原体験から、大学では開発経済を学び、前職では国連児童基金(UNICEF)のプログラムオフィサーとしてフィリピンに駐在、ストリートチルドレンの非公式教育に携わる。2007年に発起人代表の谷家衛氏と出会い、学校設立をライフワークとすることを決意、2008年8月に帰国。1993年国際バカロレアディプロマ取得、1998年東京大学経済学部卒、2005年スタンフォード大学国際教育政策学修士。世界経済フォーラムから2012年度に「ヤング・グローバル・リーダーズ」として選出される。2013年には、日経ビジネスが選ぶ「チェンジメーカー・オブ・ザ・イヤー」受賞、2015年に日経ウーマンが選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」受賞、2016年に財界が選ぶ「経営者賞」受賞。イエール・ワールド・フェロー2017。