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米メディア「Axios」による記事。「Scoop: SoftBank shafts startups(ソフトバンクがスタートアップをだます)」と痛烈なタイトルを付けた

 超大型の投資ファンドである、ソフトバンクグループ傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンドが正念場を迎えている。ビジョン・ファンドによる投資先の価値評価に対して、疑問を投げかける動きが出始めているのだ。

 年明け早々の1月6日、米新興メディアの「Axios」が「Scoop: SoftBank shafts startups(ソフトバンクがスタートアップをだます)」とのタイトルで、ビジョン・ファンドの投資姿勢を痛烈に批判した。

 登場するのは米カリフォルニア州のスタートアップ3社。3社は投資契約を交わす前の段階である、投資条件の詳細をまとめた「タームシート」をビジョン・ファンドに提出したものの、投資を先延ばしにされて最終的にディールが消滅したという。スタートアップにしてみれば、資金を得られないばかりか貴重な時間も奪われたことになる。

相次ぐ最終段階での出資撤回

 例えば、サンフランシスコのヘルスケアスタートアップ、ホーナーのケースでは、ビジョン・ファンドが1億5000万ドル(約165億円)の出資をオファーし、タームシートをやり取りしたが最終的に出資を撤回したという。Axiosは、ビジョン・ファンドの出資撤回の理由を、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が新規投資のペースを落としたい意向を示したため、と指摘している。