ラインアップ(全6回、毎週木曜日掲載)
  • 01 「セクシーじゃないこと」にヒントあり
  • 02 「専門家」はいらない
  • 03 オープンイノベーションなんて知らない
  • 04 マーケティングもブランドも信じない
  • 05 投資家に会社の株式を渡すな
  • 06 「社会貢献」という言葉にとらわれるな
※今後の内容は変わることがあります
>> 一覧

■シリーズ予告■

 サイクロン掃除機やヘアドライヤーなどの家電だけではなく、電気自動車(EV)への参入も表明した英国を代表するモノ作り企業、ダイソン。その創業者で今もチーフエンジニアとしてイノベーションを起こし続けているジェームズ・ダイソン氏が、ダイソン流のイノベーションの起こし方を若手ビジネスパーソンや学生たちに伝授する。大企業の若手社員や起業を目指す学生などの質問に直接答える形で、イノベーションを起こすうえでの心構えや人生哲学などを、天才エンジニアが語る。

 日経ビジネスが招いた大企業に勤める若手ビジネスパーソンや起業などを目指す学生などが、仕事や将来に関しての悩みをダイソン氏にぶつけた。ダイソン氏は自ら、銀行から借りた1億円を元手に世界的なエンジニアリング企業を作り上げた経験を踏まえ、様々な質問に優しく、そして直球で応えていく。

 「オープンイノベーションなんて聞いたことがない」

 「マーケティングもブランドも必要ない。大切なのはプロダクト(製品)だけだ」

 「投資家の会社の株式を渡してはいけない」

 「『社会貢献』という言葉にとらわれるな」

 ダイソン氏は、若者たちを鼓舞する言葉を次々と投げかけていく。そこには、新しい価値を創造するヒントがあふれている。

 モデレーターはイノベーション研究の第一人者、法政大学大学院教授・一橋大学特任教授の米倉誠一郎氏が務めた。

※このイベントはダイソンのコードレス掃除機「ダイソン サイクロンV10」の発表にあわせて、2018年3月20日に開催しました。同様のイベントは現在、読者との対話イベント「Raise Live」として開催しています。

>>1月17日から毎週木曜日掲載

ジェームズ・ダイソン(James Dyson)
1947年5月、英ノーフォーク生まれ。英バイアム・シャー・スクール・オブ・アート(現セント・マーチンス・カレッジ・オブ・アート)、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業。93年にダイソン創業、掃除機、扇風機、ヘアドライヤーなど製品群を拡大してきた。経営はCEO(最高経営責任者)に任せる一方、会社のオーナーとして製品開発の総責任者であるチーフエンジニアの業務に専念している。2007年には英エリザベス女王から「サー(Sir)」の栄誉を得た。英国の欧州連合(EU)離脱支持者としても知られる。(写真:永川智子)
まずは会員登録(無料)

有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。

※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。

※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。