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今回のチェックポイント
  • ●ラクスルの急成長の影で何が起きていた?
  • ●危機を救った取り組みとは?
  • ●ラクスルの3つの行動指針とは?
ラインアップ(毎週火曜日掲載)
  • 01「デザイン経営」とは何か
  • 02 なぜ今、「デザイン経営」が必要なのか
  • 03 「デザイン経営」は“恋愛”ではなく“結婚”
  • 04 世界の事例(1)~SaaS Plus a Box(米Peloton)
  • 05 世界の事例(2)~D2C(米Away)
  • 06 日本は世界で勝負できるか
  • 07 「デザイン思考」は効果あるのか
  • 08 ラクスル対談 デザインは問題解決の手段
  • 09 ラクスル対談 失敗から学んだ顧客中心主義
  • 10 ラクスル対談 成功事例で反対派も納得
  • 11 ラクスル対談 組織にデザインを浸透させる
  • 12 ラクスル対談 量と質を同時に実現する
※今後の内容は変わることがあります
>> 一覧

松本恭攝(ラクスル社長CEO=最高経営責任者):2014年、15年、16年と、我々は急成長したんですね。その時、実は今みたいなアプローチは一切取っていませんでした。データドリブンで、データをもとに課題を発見して、「この数字を上げよう」といったことをやっていたんです。

 アクションも1カ月で成果が出るもの、長くて3カ月、できれば1カ月以内に成果が出るものを優先してやっていった時です。大きな資金調達をしてテレビCMにどんどん投資をするようになって、売り上げは急成長するんですけど、実はリピート率が急速に下がり始めていたんです。2年間から3年間、すごい急成長をしているんですが、離脱が激しい時期がありました。

田川欣哉(Takram代表取締役):離脱も激しい。

松本:その時、すごくつらかったのですが、このままいってマーケティングを止めると、本当に企業がやばいことになるんじゃないのかと思いました。

>>続きは上の動画をご覧ください

>>Takram田川欣哉代表と英ダイソンCEO(最高経営責任者)のジム・ローウェン氏のトークライブに参加しませんか? 日経ビジネスの読者と時代を拓くイノベーターとの対話会「Raise Live」を3月28日(木)19:00から開催します。テーマは「デザイン×イノベーション」。EV(電気自動車)の開発状況は? シンガポールへの本社移転の理由は? など、皆さんの疑問にも対話形式でお答えします。参加は無料です。【応募する】

>>読者の声をアクションにつなげる「日経ビジネスRaise」のオープン編集会議プロジェクト「デザイン経営を考える」で、デザイン経営について議論しています。ぜひご意見をお寄せください(有料会員限定)

田川欣哉(たがわ・きんや)
Takram代表取締役、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)客員教授・名誉フェロー
デザインエンジニアとしてテクノロジーとデザインに精通。トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピングなどを手掛ける。グッドデザイン金賞、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など。東京大学工学部卒業。英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)修士課程修了、同校客員教授・名誉フェロー