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今回のチェックポイント
  • ●BtoBのラクスルの「デザイン経営」とは?
  • ●新しいサービスはどう作っている?
  • ●仕様書は作らない?
  • ●「解像度」を重視するとはどういうこと?
ラインアップ(毎週火曜日掲載)
※今後の内容は変わることがあります
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田川欣哉(Takram代表取締役):デザイン経営のシリーズの中で、ぜひ実際に取り組んでいらっしゃる方にインタビューをしたいという話を編集部の方々としていまして、真っ先に名前の挙がったラクスルの社長CEOの松本さんに、今日はお話をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

松本恭攝(ラクスル社長CEO=最高経営責任者):よろしくお願いします。

田川:最初に、ラクスルとデザインの関係からお聞きします。例えば事業を作っていく時のデザインの使われ方のようなところを入り口にしながら、お話を伺っていければと思います。

松本:ラクスルの場合、デザインが中心にあるというより、デザインを日本語に翻訳した時にどのように翻訳するかという話になるのかもしませんが、どちらかというと問題解決の手段がデザインである、と捉えています。

 我々は手掛けている事業が印刷業だったり、広告業だったり、物流業だったり、リアルな産業をインターネットを持ち込んで、仕組みを変えて、世界をよりよくしようとしています。リアルな産業に入っていった時に、産業とインターネットを組み合わせて、どのようなユーザーエクスペリエンスを提供するか。もっと言うと、ワークフローやバリューチェーンそのものの設計をどのようにするかを考えた時に、今存在している問題を解決をするアプローチそのものをデザインと定義をしています。

>>続きは上の動画をご覧ください

>>読者の声をアクションにつなげる「日経ビジネスRaise」のオープン編集会議プロジェクト「デザイン経営を考える」で、デザイン経営について議論しています。ぜひご意見をお寄せください(有料会員限定)

田川欣哉(たがわ・きんや)
Takram代表取締役、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)客員教授・名誉フェロー
デザインエンジニアとしてテクノロジーとデザインに精通。トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピングなどを手掛ける。グッドデザイン金賞、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など。東京大学工学部卒業。英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)修士課程修了、同校客員教授・名誉フェロー