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今回のチェックポイント
  • ●D2Cとは何か?
  • ●スーツケースの新興ブランド米Awayとは?
  • ●ユーザーに「ログイン」させる意味は?
ラインアップ(毎週火曜日掲載)
  • 01 「デザイン経営」とは何か
  • 02 なぜ今、「デザイン経営」が必要なのか
  • 03 「デザイン経営」は“恋愛”ではなく“結婚”
  • 04 世界の事例(1)~SaaS Plus a Box(米Peloton)
  • 05 世界の事例(2)~D2C(米Away)
  • 06 日本は世界で勝負できるか
  • 07 「デザイン思考」は効果あるのか
※今後の内容は変わることがあります
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丸尾弘志(日経BP総研デザイン・イノベーション センター長)前回は、北米で急成長しているエアロバイク、米Peloton(ペロトン)を事例に、「SaaS Plus a Box」と呼ばれる最先端のデザイン経営の事例を学びました。こうした注目すべき事例はほかにもあるのでしょうか。

田川欣哉(Takram代表取締役):ほかの例では、「D2C」と言われるダイレクト・トゥ・コンシューマーのビジネスモデルで成功している企業がいくつか出てきています。その1つが、Away(アウェイ)という会社です。

 このAwayはスーツケースの会社です。スーツケースというと、例えばRIMOWA(リモワ)のような有名なグローバルプレーヤーがいますが、Awayは新興ブランドで、最近、ものすごく若者たちに受け入れられています。

 旅行かばんを売っている会社ですが、プロダクトをD2Cで売ることにこだわっていて、一般のセレクトショップとか百貨店とか、そういうところには商品を出してないんです。