- ●何が合理で、何が不合理か?
- ●人間の意思決定でありがちな「問題」とは?
- ●行動経済学を、ビジネスにどう生かせるか?
- 01 行動経済学とは何か
- 02 私が「相田みつを」を愛する理由
- 03 行動経済学をビジネスに生かす
- 04 私が行動経済学に興味をもったワケ
- 05 日本で生かされる「ナッジ」
- 06 「スラッジ」とは何か
- 07 悪用される「不合理な恐怖」
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東 昌樹(日経ビジネス編集長):セイラー教授が提唱した「ナッジ理論」では、本人に管理されているという自覚はなくても、実際はある程度、行動を管理されているというわけですね。では企業は、行動経済学をどう活用できるでしょうか。
リチャード・セイラー(米シカゴ大学教授):自己管理をするためのツールは、ビジネスにできます。iPhone依存を防ぐための(決めた時間以上に使用するとロックするなどの)アプリが大変人気です。経済学者として考えれば、なぜスマホを見過ぎないようにするアプリにお金を払うのだ、ばかげていると思います。しかし、実際はそうしたアプリが売れています。誰もがスマホを使いすぎることに悩んでいるからでしょう。
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米シカゴ大学教授・行動経済学者

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