今年6月の定時株主総会で取締役から退任することを表明した、ソニーの平井一夫会長。2012年4月に社長兼CEO(最高経営責任者)に就任してから、ソニーを復活に導いた。

 日経ビジネスは今年1月から、雑誌で平井会長の連載「経営教室『反骨のリーダー』」を掲載。それと連動して電子版では動画レクチャーシリーズをスタートした。平井会長は、デジタル化の波にもまれ苦境に陥っていたソニーを、どのように復活させたのか。平井会長自らが、経営哲学とビジネスパーソンとしてのスキルを伝授する。

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>>雑誌に掲載した経営教室

平井一夫(ひらい・かずお)
ソニー 取締役 会長
1960年東京生まれ。67年父の転勤で米ニューヨークへ。71年帰国。73年カナダへ。75年帰国。77年米サンフランシスコへ。78年帰国。79年国際基督教大学(ICU)教養学部入学。84年CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社、94年ニューヨークオフィスに赴任。95年ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE、現ソニー・インタラクティブエンタテインメント) 米国法人(SCEA)、99年SCEA 社長兼COO、06年SCE社長兼COO、07年SCE社長兼グループCEO(最高経営責任者)、09年ソニーEVP、11年副社長、12年社長兼CEO、18年4月から現職
ラインアップ(全12回)
  • 01 常に傍流を歩いてきた
  • 02 自分の意見に同意されると不安に
  • 03 「わからない」ことだらけだった
  • 04 “Self Confidence”こそ大切だ
  • 05 肩書で仕事をするな、人格でしろ
  • 06 「感動」をビジョンに掲げたワケ
  • 07 妥協しないモノ作りを取り戻す
  • 08 「トップのこだわり」で現場を鼓舞
  • 09 エレキは復活できると確信していた
  • 10 “オートパイロット”にはならない
  • 11 リーダーに必要な発信力の磨き方
  • 12 もっと「日本」をアピールしよう
>> 一覧

01 常に傍流を歩いてきた

ポイント
  • ●多様性への理解が深まったのはなぜ?
  • ●平井会長が経営で特に重視するのは?

02 自分の意見に同意されると不安に

ポイント
  • ●経営チームの人選で重視したことは?
  • ●「議論のための議論」もした方がいい?

03 正しい判断をする、間違っても判断をする

ポイント
  • ●社長1人が全てを知るのは無理だと割り切る
  • ●判断を下す際にリーダーに必要な心得は?
  • ●「まずい~んじゃないか」発言がダメな理由

04 一度決めたらくよくよするな

ポイント
  • ●Self Confidence(自信)を付けるコツは?
  • ●やるからには誰よりもちゃんとやる

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