全1373文字
今回のチェックポイント
  • ●社長1人が全てを知るのは無理だと割り切る
  • ●判断を下す際にリーダーに必要な心得は?
  • ●「まずい~んじゃないか」発言がダメな理由
ラインアップ(全12回、毎週火曜日掲載)
  • 01 常に傍流を歩いてきた
  • 02 自分の意見に同意されると不安に
  • 03 「わからない」ことだらけだった
  • 04 “Self Confidence”こそ大切だ
  • 05 肩書で仕事をするな、人格でしろ
  • 06 「感動」をビジョンに掲げたワケ
  • 07 妥協しないモノ作りを取り戻す
  • 08 「トップのこだわり」で現場を鼓舞
  • 09 エレキは復活できると確信していた
  • 10 “オートパイロット”にはならない
  • 11 リーダーに必要な発信力の磨き方
  • 12 もっと「日本」をアピールしよう
※今後の内容は変わることがあります
>> 一覧

 私のキャリアは最初はミュージックビジネス、その後はプレイステーション、そしてソニー全般、特にエレクトロニクスと様々なビジネスに携わってきたが、それ以外にも映画やテレビ番組の制作もやっているし、エレキの中でも半導体からデジタルカメラから、いろいろなビジネスをやっている。

(写真:竹井俊晴)

 社長1人が全てを知るというのは無理だから、その道のプロに日常のかじ取りは任せるということをしてきた。

 任せることは大事だし、同時に分からないものは「分からない」と言える自信が必要だ。

 結局、私も若い頃からマネジメントをやっているが、知ったかぶりをするとか、知らないのに意見を言うとか、その場はいいかもしれないが、経営判断を間違えてしまうとか、チームワークを乱すとか、いい結果には決してならない。

 だったら、分からないものは分からないと、なるべく早い段階で言って、そこから(担当者に)説明をしてもらって議論をする方が建設的だと思う。

>>続きは動画

>>雑誌に掲載した経営教室

平井一夫(ひらい・かずお)
ソニー 取締役 会長
1960年12月、東京都杉並区に生まれる。67年、父の転勤で米ニューヨークへ。71年、日本に帰国。73年、カナダ・トロントへ。75年、日本に帰国、調布市のアメリカンスクール入学。77年、米サンフランシスコへ。78年、単独で帰国、アメリカンスクールへ。79年9月、国際基督教大学(ICU)教養学部入学。84年4月、CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社、94年 ソニーミュージックのニューヨークオフィスに赴任。95年、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE、現ソニー・インタラクティブエンタテインメント) 米国法人(SCEA、在サンフランシスコ)へ出向、96年SCEA EVP(上級副社長)兼COO(最高執行責任者)に就任。99年SCEA 社長兼COO、2003年SCEI コーポレート・エグゼクティブCOO、06年SCEI 社長兼COO、ソニーのグループ・エグゼクティブ(グループ役員)、07年SCEI 社長 兼 グループCEO(最高経営責任者)、09年ソニーEVP(ネットワークプロダクツ&サービスグループプレジデント、11年副社長(コンスーマープロダクツ&サービスグループ プレジデント)、12年社長兼CEO、18年4月から現職