- ●経営チームの人選で重視したことは?
- ●「議論のための議論」もした方がいい?
- 01 常に傍流を歩いてきた
- 02 自分の意見に同意されると不安に
- 03 「わからない」ことだらけだった
- 04 “Self Confidence”こそ大切だ
- 05 肩書で仕事をするな、人格でしろ
- 06 「感動」をビジョンに掲げたワケ
- 07 妥協しないモノ作りを取り戻す
- 08 「トップのこだわり」で現場を鼓舞
- 09 エレキは復活できると確信していた
- 10 “オートパイロット”にはならない
- 11 リーダーに必要な発信力の磨き方
- 12 もっと「日本」をアピールしよう
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経営チームをどういうメンバーにするかを考えた時、一番重視したのは、特にエレクトロニクスのビジネスが大変苦しい状況だったので、エレクトロニクスのビジネスを中心としてソニーを復活させていくんだという強い意志とコミットがあるかということ。
それから、これは私が多様性を重視する、“異見”を重視するというところからも来ているのだが、いろいろな物の見方を臆することなく議論できる人たちかどうかという視点で選んだ。
よって、よくある“イエスマン”というものがあるが、逆に私は自分の意見に「そうですね」と同意されると心配になる。あえて、議論のための議論、と言える部分もあるかもしれないが、違う見方があるんだということを必ず言ってくれるマネジメントチームにしようと、初めから考えて、そういう人選をした。
これは当然だが、やはり、それぞれの事業部門や子会社のビジネスを熟知していること。そして、事業部なり子会社なりのリーダーとして、社内で違う意見を聞いて、取り入れるだけの度量がある人物をマネジメントチームに選んだ。
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>>雑誌に掲載した経営教室
ソニー 取締役 会長

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