今回のチェックポイント
- ●多様性への理解が深まったのはなぜ?
- ●平井会長が経営で特に重視するのは?
ラインアップ(全12回、毎週火曜日掲載)
- 01 常に傍流を歩いてきた
- 02 自分の意見に同意されると不安に
- 03 「わからない」ことだらけだった
- 04 “Self Confidence”こそ大切だ
- 05 肩書で仕事をするな、人格でしろ
- 06 「感動」をビジョンに掲げたワケ
- 07 妥協しないモノ作りを取り戻す
- 08 「トップのこだわり」で現場を鼓舞
- 09 エレキは復活できると確信していた
- 10 “オートパイロット”にはならない
- 11 リーダーに必要な発信力の磨き方
- 12 もっと「日本」をアピールしよう
※今後の内容は変わることがあります
>> 一覧
最初に6歳の時だったが、父親の仕事の関係で米ニューヨークに転勤になり、その後、中学生の時にはカナダにも転勤になったが、当時は戦後20年ほどでまだ日本人は少なく、小学校に入っても日本人はいなかったですし、差別的な扱いを受けるなど、子供ながらにいろいろな体験をさせてもらった。
中学校ではカナダに行き、高校では米サンフランシスコにも行ったが、中学校で日本に帰国した時にはアメリカンスクールに入学して、日本の教育システムとは離れたところで勉強をしてきた。大学は国際基督教大学に行った。
そうした多様性を子供の頃から体験してきて、1984年にCBS・ソニーに入社して、10年くらい音楽のビジネスをしていた。
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>>雑誌に掲載した経営教室
平井一夫(ひらい・かずお)
ソニー 取締役 会長
1960年12月、東京都杉並区に生まれる。67年、父の転勤で米ニューヨークへ。71年、日本に帰国。73年、カナダ・トロントへ。75年、日本に帰国、調布市のアメリカンスクール入学。77年、米サンフランシスコへ。78年、単独で帰国、アメリカンスクールへ。79年9月、国際基督教大学(ICU)教養学部入学。84年4月、CBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社、94年 ソニーミュージックのニューヨークオフィスに赴任。95年、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE、現ソニー・インタラクティブエンタテインメント) 米国法人(SCEA、在サンフランシスコ)へ出向、96年SCEA EVP(上級副社長)兼COO(最高執行責任者)に就任。99年SCEA 社長兼COO、2003年SCEI コーポレート・エグゼクティブCOO、06年SCEI 社長兼COO、ソニーのグループ・エグゼクティブ(グループ役員)、07年SCEI 社長 兼 グループCEO(最高経営責任者)、09年ソニーEVP(ネットワークプロダクツ&サービスグループプレジデント、11年副社長(コンスーマープロダクツ&サービスグループ プレジデント)、12年社長兼CEO、18年4月から現職
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