「ながらスマホ」前提のゲームを配信していいのか?

 次に、ポケモンGOの普及に伴って生じている変化への不満を紹介する。

ゲームの普及に伴って生じている変化への不満(ポケモンGO利用経験あり)
ゲームの普及に伴って生じている変化への不満(ポケモンGO利用経験あり)
[画像のクリックで拡大表示]
ゲームの普及に伴って生じている変化への不満(ポケモンGO利用経験なし)
ゲームの普及に伴って生じている変化への不満(ポケモンGO利用経験なし)
[画像のクリックで拡大表示]

 利用経験者・未経験者のいずれも、「ながらスマホ」によって生じる危険性への不満を訴える声が上位を占める。

「どうやっても歩きスマホしないとゲームができない。4車線道路をポケモンを探しながら渡っている人を見た時は、これはイケナイと思った」(49歳、女性、パート・アルバイト)

「画面を見ながら歩いて探すというのは危ない以外の何物でもない。事故が起きたりするということは想定内ではないのか?」(28歳、女性、その他)

「前を見ないで角を曲がってきたりするので、ぶつかりそうになる」(42歳、男性、自営業)

「ポケモンを見つけた人が急に立ち止まり、ぶつかってしまったりするので危ない」(30歳、女性、会社員)

「そもそも歩きスマホ、ながらスマホの危険性が問題になっている中、そうした行動を助長させるようなゲームが配信されること自体間違っている」(55歳、男性、自営業)

 ながらスマホ以外では、「公園や道などが混む」「私有地や立入禁止区域にポケモンが出る」といった不満の声が目立った。これらの不満も、経験者・未経験者の双方から挙がっている。

「地方では、限られたポケストップとなっている駅前などに人がたくさん集まり、とても邪魔」(45歳、男性、会社員)

「動物園や博物館などの施設がレアポケモンを捕まえられる場所になっており、観賞などを目的に来ている本来の客に迷惑を掛けている」(46歳、女性、その他)

「住宅街なのに、スマホを手にした見慣れない人がたくさんいて不気味。空き巣の下見と区別がつかない」(45歳、女性、専業主婦)

「家の前の公園がポケストップになっているらしく、昼も夜も毎日たくさんの人がうじゃうじゃしている。夜は、暗闇の中、スマホの光に浮かび上がった人がそこかしこに立っており、ゾンビみたいで怖い。はやく以前の静かな暮らしに戻ってほしい」(43歳、女性、専業主婦)

「敷地境界のあやふやな場所にも、ポケモンの獲得を目的に平気で立ち入る。危険性が高い」(47歳、男性、会社員)

「スマホばかり見ていて、道から不用意に飛び出す子供が目立つ。これで事故が起きたらどうするのか」(40歳、男性、会社員)

次ページ 「夫が子どもと外出するようになってうれしい」