欧米を中心に、マーケティングを自動化するという流れは強まっており、中にはこんなユニークな例もあります。

 ある小売りチェーンでは、自社のオンラインショッピングサイトで、どのお客がどの商品を見ていたかをマーケティング・オートメーションでモニタリングしています。

サイトの閲覧履歴を分析し、実店舗に招き入れる

 その人が町を歩いていて実際の店舗に近づくと、GPS搭載のスマートフォンを介して把握し、以前にサイトで見ていた商品情報とその商品の割引クーポンを自動的に流すのです。

 店の近くに来ると「これどう? 安くするから!」なんてメッセージ送られたら(米国の場合はスマホ画面にポップアップメッセージ)、思わず買ってしまいそうになりますよね。

 日本でも大企業を中心にこの手法が広がってきました。ただ、本当にマーケティング・オートメーションが合っているのは、人手が不足している中小企業です。自動化を事業に生かすといっても、難しい話ではありません。社内に卓越したマーケティング担当者を擁するがごとく戦える時代なんて楽しくないですか?

 マーケティング・オートメーションの普及により、たくさんの営業・マーケティング社員を採用している企業と、そうでない企業の差がほぼなくなるといえます。そうしたフラット化が、会社のあり方をどのように変えていくのか、これからワクワクしますね。

 昔ながらの根性論、精神論とは異質の、新しい営業・マーケティング戦略が問われるのです。

 (編集:日経トップリーダー

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