自信は発信の仕方を間違えると自己満足のポエムです

 みなさんの会社で自信があることを挙げてください、という話をすると、上記のような「大手企業と取引」「自社ビル」「大きな工場」「社員の力量」「創業から**年」「業界でトップクラスのスペック」などが出てきます。これ、お客さんの立場で聞いていて取引したいと思いますか?

 私の会社の場合で言い換えてみます。

 弊社ベレネッツは、ブランディングとインバウンドマーケティング(顧客が能動的にこちらに近づいてくる手法)の専門家として、顧客企業のチームに入り、計数成果を上げるサービスを手掛けています。

  • ・弊社はコンペになることがありません。
  • ・弊社はほとんど値切られることがありません。
  • ・弊社は営業せずにブランディングの引き合いを獲得できます。
  • ・弊社の顧客がさらに別の顧客を紹介してくれます。
  • ・弊社は顧客企業の経営陣から直接、お問い合わせがあります。
  • ・弊社は顧客企業の下請けとして、ブランディングやマーケティングを受注したことがありません。
  • ・弊社は上場企業など多くの実績があります。

 どうですか? これ全部本当の話です。
 嫌な感じですよね!(笑)

 こんなものは全部、自己満足のポエムだから、皆さんに響かないのです!
 実はこれを、上述の会社はやってしまっていたのです。

 企業のWEBサイトを見れば、「弊社は……」「当商品は……」という自社を起点に置いたメッセージだらけ。自社起点の特徴ばかりでは、潜在顧客には1ミリも納得させることはできません。それで動くのは、既にその商品やサービスを熱く欲している顧客だけです。

 潜在的な顧客を暖め、熱くするためには「顧客起点ベネフィット」でなければだめなのです。潜在顧客は、何かに困っていていろいろ新しい取引先を探しているものの、相手を疑っています。特にBtoB企業の場合、相手はプロです。イメージなどでは一切、動きません。動く要素は1つ。「顧客起点ベネフィット」なのです。