例えば、BtoB企業のWEBサイトでの新規顧客からのお問い合わせの流れをイメージしてみましょう。
(1)まず、あなたの会社に気付きます。
(2)必要としている商品を見ます。
(3)商品の説明を読みます。
(4)気になったので問い合わせをしようとします。
(5)入力フォームに入力します。
(6)あなたの会社の担当者が顧客に返事をします。
(7)その中から商談に進む顧客に至ります。
機会損失はどれだけありますか?
では、この中であなたが「水漏れ(機会損失)しているな」というポイントを書き出してください。

いくつ挙がりましたか?
5個くらいしか見つからなければ、申し訳ありませんが「注意力不足」。10個書けたなら合格点、10個以上なら優秀な「機会損失解消の目」をお持ちです。
上記の1つの項目につき、必ず複数の機会損失項目が隠れています。
- BtoB企業だからといって、スマホの検索対策を疎かにしていませんか?
- ターゲット顧客が存在する場所(デジタル、アナログ)に、できるだけ多くの網を張っていますか?
- お問い合わせフォームに至る導線はしっかり確保されていますか?
- サイトの内容が、悩みを持ったターゲット顧客がうなずけるストーリーになっていますか?
- 顧客は悩みの解消をしたいのに、説明文ではあなたの会社の特徴ばかり羅列していませんか?
- 専門用語の使いすぎで、WEBページの離脱時間は早くないですか?
- 文章を読ませたあと、想定した通りにユーザーは次のボタンを押していますか?
- 入力フォームで、不必要なボタンをクリックするデザインになっていませんか?
- 入力フォームで必ずしも必要ではない情報を聞き出そうとしていませんか?
- サンキューページ(入力フォーム送信後に出るページ)が、味気ない「ありがとう」だけのページになっていませんか?
- 担当者がそのお問い合わせに返事をするのが半日後になっていませんか?
- 担当者はメールを送信した後、届いたことを確認していますか?
などなど、お問い合わせを獲得するまでの機会損失だけでも、普通に考えて30個以上の機会損失が隠れているのです。
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