さて、前置きが長くなりました。

 この「脱・マニュアルマーケティング」では、観念としてのマーケティングではなく、本当に数字が変わるポイント・実例を毎回お伝えしたいと思います。

 経験上、どんな会社であっても3年以上継続している会社、かつ、目標に向かって実行できる意志と活力が経営陣も含めてあれば数字的な変化は可能なのです。

 特に失敗している会社であれば、失敗したという「ネタ」=エビデンスがあるわけですから、より改善した計数変化は追っていきやすいですよね。

 さて、では逆に成果が出ない会社はどのような会社なのでしょう? 7個リストアップしてみました。

最新ITツールに頼りすぎない

1.マーケティングが魔法だと思っている
何もしなくても自動的に成果が上がると思っていれば誤解です。
何のアクションも施策もせずに数値が変わることはまずないです。

2.投資ができない
マス広告並みではないものの、投資をしなければリターンはありません。消耗品とは違い、戦略投資という部類に入ります。

3.PDCAできない
やりっ放しではもちろん成果はでません。チェックと再アクション(CA)が特に重要です。

4.結果の数値を確認するだけ
結果の数字に一喜一憂するのではなく、結果に至るプロセスの数値を抑えることが重要です。

5.最新のITツールの導入に頼りきり
非常にこのパターンも多いです。最新ITマーケティングツールという文字を見ると飛びついてしまう、という人。多いですよね?
導入したものの、結果的に活用できず放置される。そんなITツールは御社にありませんか?

6.USP(ユニーク・セリング・プロポジション、独自の売り)がないから負けだと思っている
これもマニュアル的ですね。すべての会社に必殺の独自商品・サービス・機能があるわけではありません。こんなものなくても大丈夫です。

7.マーケティングは単発の施策だと思っている
マーケティングの「ティング」はing、つまり継続する活動。
マーケティングは継続してこそ成果がでるのです。同様にブランディングもing一派。継続してこそ、「気付く」をつくることができるのです。

 このように、軽く考えると成果は出ないけれど、しっかり取り組めば成果が出ます。無名でも、完全差異化できるような商品・サービスがなくても、成果が出るのがマーケティングなのです。

 できない、やれないと思っているのは、結局固定観念が邪魔するだけです。

 有名・無名、市場が広い・狭い、大都市・地方は関係ありません。潜在顧客の欲求に焦点を当てること。これが脱マニュアルマーケティングの第1歩です。

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