口コミで年間150社以上の新規顧客が集まる、人気抜群の会計事務所が東京・江戸川区にある。その代表社員、古田土満氏が勧めるのが、経営計画書の作成だ。といっても売り上げや利益の目標を羅列するだけのものではない。会社と社員の明るい未来像を経営計画書の中に具体的に描き、社長が社員にその実現を約束することによって、社員が高いモチベーションを持って仕事に取り組む、いい社風の会社をつくることができるという。経営計画書を使った会社運営の要点を古田土氏が語る。2017年2月刊行の著書『ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務 コレだけ!』(日経BP社)を再構成。
シリーズ
経営計画書は魔法の書

完結
4回
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究極のリスク管理は、手元のお金の管理
口コミで年間150社以上の新規顧客が集まる、ダントツ人気の会計事務所の所長が経営戦略について語る。自己資本、手元資金の管理こそ究極のリスクヘッジと説く。
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社長は「うるさく、細かく、しつこく」なれ
口コミで年間150社以上の新規顧客が集まる、ダントツ人気の会計事務所の所長が経営戦略について語る。社長は社員に嫌われても「うるさく、細かく、しつこく」するべきという。
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経営方針を実践する「後ろ姿」で社員を引っ張る
口コミで年間150社以上の新規顧客が集まる、ダントツ人気の会計事務所の所長が勧めるのが、経営計画書を作ること。具体的に書き込んだ経営方針を社長が実践し、手本となってその「後ろ姿」で会社を引っ張っていくべきと言う。
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社員の明るい未来の実現を経営計画書で約束する
口コミで年間150社以上の新規顧客が集まる、ダントツ人気を誇る会計事務所の所長が勧めるのが、経営計画書を作ること。会社と社員の明るい未来像を具体的に描き、社長が社員にその実現を約束する「経営方針書」の作成がカギだと言う。
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