10月22日に投開票があった第48回衆議院選挙。投票率は53.68%で、自民党が政権奪還を果たした2014年の衆院選(52.66%)に次いで、史上2番目の低さになった。ちなみに第1回の衆院選が行われたのは明治時代の1890年のこと。

 もうひとつちなみに、当選回数で最多は第1回から、戦争を挟んで25回もの当選を果たした尾崎行雄氏(1858-1954)で、その当選回数記録と、94歳という衆院議員最高齢の記録は、今も破られていない。すげー…って、実は自分も今初めて知った。

2017年は、政治絡みで生まれた新語・流行語が多かった。流行語大賞の本命は安倍首相も巻き込んだ「忖度」。でも受賞者はどうなる?(写真:Motoo Naka/アフロ)

 とまあ、そんな政治に無関心な人が多い国だったはずなのに、なぜかここでだけは、政治家がピカピカの大スターとなっている。何って「『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞2017」だ。

 本選の発表は12月1日だが、それに先だって11月9日、「ノミネート語」30語が発表された。まずは大ざっぱに、「政治」「ヒット&トレンド」「スポーツ芸能」「社会」の4分野に分類してみた。

 そのなか「政治」(または政治家)から生まれた言葉と言えるのが、モリカケ問題で注目された「誰かをおもんばかって気を回す」という意味の「忖度」、小池百合子東京都知事がまだイケイケだったころに放った「アウフヘーベン」、新語流行語を量産した大スターと言える豊田真由子衆院議員(当時)の「ちーがーうーだーろー!」「魔の二回生議員」など、ノミネートの3分の1に当たる10語前後がこのジャンルにインする。

 同賞で、あらかじめノミネート30語が発表されるようになったのは、昨年から。試しにその30語も同じように分類してみると、「政治」のジャンルには、「EU離脱」などの海外物を入れても6~7語。やっぱり今年は多いと思う。