視聴率調査はネット化でシビアに

 テレビのコンテンツがネット経由でも配信されるようになると、例えばあの作品はオープニングだけ見て消した視聴者が多かったとか、逆にあの作品は何度も見ているリピーターが多いとか、視聴者の動向が秒単位で把握されるようになる。実は旧作の「ツイン・ピークス」も、後半はあまりの訳の分からなさゆえ、視聴者がついて行けなくなり、視聴率が落ちて、打ち切りに近い形でストーリーも尻切れトンボに終わっている。

 米国ネット配信大手のNetflixが、こうした視聴者動向調査から、魅力的なオリジナルコンテンツを次々と放ち、成功したことからも分かるように、これからのネット配信時代には視聴率ファーストがもっとシビアになりそうだ。25年前の「ツイン・ピークス」と同じドラマを、例えば無名の監督が撮影したとしたら、25年後の続編どころか、1回でおしまいみたいな事態もあり得るんだろう。

 アナログ調査でさえ、打ち切りの憂き目に遭った「ツイン・ピークス」が、実は25年間にも渡ってファンを引きつけていたっていう事実。このへん、ビッグデータにもよく学習してほしいところです。