ややこしくなった話を終わらせたいときに使う「祈ります」

 そんな王者「忖度」の影で、第3コーナーからの巻き返しを狙っていそうなのが、やはり森友学園問題から生まれた「祈ります」だろう。安倍首相夫人の昭恵さんが、森友学園の籠池泰典元理事長の妻とのメールのやりとりで何度も使った言葉だが、妻が苦境を訴えても「祈ります」、妻が協力を求めても「祈ります」など、ややこしくなった話を終わらせたいときに使う、シメのアッキー語として話題に。

 だいたい、公表された2人のメールのやりとりを見ると、どっちもとんちんかんで、まるで翻訳ソフトとAIが会話しているようにかみ合ってない。そんな荒れた会話を「祈ります」という他人事かよ!の一言で強引にまとめようとするアッキーの浮き世離れぶりも注目され、ネットやリアルな世界でも「祈ります」なる言葉をよく見かけたり、聞いたりするようになった。

 使用例は、

:「オレが歯ブラシを出しっ放しにすると怒り狂うくせに、自分が出しっ放しにするのやめてくれる?」
:「祈ります」

:「オレ、今日遅いんだ。代わりにクリーニング取ってきてもらえる?」
:「祈ります」

みたいな。そういえば自分も、「はい」とも「いいえ」とも「ごめんなさい」とも言いたくないようなときにひとまず「祈ります」と言って、危機から脱出を試みることが増えている。