体感ではつい先週、お正月料理を食べ過ぎて「来週からダイエット再開」と誓った感じなのに、気がつけばもう6月。ダイエットはもちろん再開してないが、うかうかしているとすぐに次のお正月もやってきそうだ。どうせまたお正月料理を食べるんだし、ダイエットは来年の正月明けでいいやね…と言い訳したくなるほど、あっという間に過ぎていった2017年上半期。

 「センテンススプリング」「ゲス不倫」など流行語の多くが、6月までに登場してしまった2016年ほどではないにしても、思い返すと今年も今年なりにいろんな流行語が生まれている。

2017年の上半期は、政治絡み、それも安倍首相絡みで生まれた新語・流行語が多かった。(写真:Motoo Naka/アフロ)

流行語を超え、日常の言葉として定着してきた「忖度」

 ここまでの特徴と言えるのは、政治絡み、それも安倍首相絡みで生まれた新語・流行語が多いこと。代表選手は、森友学園問題でやたら使われるようになった「忖度(そんたく)」で、こちら早くも「2017年新語流行語大賞当確」との声も上がっている。

 去年までは字面といい、響きといい、昭和の香りがいっぱいの古くさい言葉だったが、この言葉が意味する「命令されたわけじゃないけど、気を回しておきました!」的な行動は、今も脈々と日本社会に息づいていたみたいで。例えば自治会の会合では「そこはソンタクしてよ」とか、会社では「あいつはソンタクが仕事」とか、あっという間に日本中の組織という組織で使われるように。しかもすでに、「(笑)」なしで使われているあたり、わずか数カ月で流行語枠も超えて、日常の言葉として定着しているのがすごい。