揺れるメモは見落としゼロ

 進化が著しいジャンルといえば、付箋紙もけっこう。例えば「ミニブックふせん」(ロジック)は、本のようにたためる付箋紙で、日記を書いてシステム手帳に貼ったりするのにぴったりの付箋紙となっている。これなんて、「メモを目立たせる」という付箋紙の基本機能をすっかり捨てて、書いたメモをあえて見えなくしている仕様。

 ほかに、軽いモノを挟めるコーナーになっていて、名刺や写真などをノートなどに挟んで固定できる「クリップふせん」(ロジック)なども、文具売り場で見ている客が多かった。メモと言えば、オフィスでの紙のメモのやりとりにぴったりな製品が「めもかん」(ビバリー)だ。オフィス内でのメッセージといえば、今やメールが主流だが、「課長のおみやげ、冷蔵庫に取っておいたよ」とか、重要でないことを、隣の席の人にわざわざメールするのも何だか、ということは今もけっこうある。

 そこでメモを置くことになるのだが、紙というのは机の上で埋もれて見過ごされてしまうことも。そこで、パソコンのキーボードに挟んだり、机の上に立ち上げて置くなどのメモ用紙が、数年前からたくさん販売されるようになった。で、今回見つけた「めもかん」は、机の上で立ち上がり、さらに左右にゆらゆら揺れるというメモ用紙。いろんな種類があるが、自分が買った「どうぶつめもかん しばいぬ」という商品は、犬の足の部分が曲線になっていて、折って机の上に置くと、ちょっとした風や振動でゆらゆら揺れる。

 これなら机の上がカオスになっている人への伝言もぬかりない。自分の場合は、絶対に忘れたくないことのメモは、カオスになっている机の上には置かず、パソコンの画面に貼って、画面を思い切り見にくくしていたが、今はこれに書いて机の上に。やっぱり動くものには注意がいきやすく、今のところ見落としはゼロ。書類の上に置いてもゆらゆら揺れて注意を引くので、書類の山が目線までの高さくらいのカオスなら、まあ、対応するかも。