身近なちょっとしたことから、世の中の流行、トレンドを読み解くコラム。世の中の流れに対して、敏感なアンテナを立てていることが新しいビジネス・仕事のイノベーションにもつながるはず。
シリーズ
トレンド・リテラシー講座

完結
14回
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自転車シェアリングで節約生活してみた
数年前から東京都心に、ある画期的な交通手段が彗星のように登場している。「自転車シェアリング」だ。1カ月の使い倒し生活を試みてみた。
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アマゾンのAIスピーカーで生活は変わったか?
今回はAIスピーカー、アマゾンの「Echo Dot」がお題。この製品は一番後発とはいえ、11月に発売開始。あれから約4ヶ月、ちょっと気の抜けたタイミングのレビューだが、これにはわけがある。この商品、「招待制」という特殊な…
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吉本創業を描く朝ドラ、「わろてんか」に物申す
寄席のチェーン展開や漫才の普及拡大など、お笑い界で数々のエポックを成し遂げてきた吉本興業。NHKの朝ドラ「わろてんか」では、その創業の歴史を伝えており、興味深いエピソードが満載だ。ただ1点だけ、何とか改善してもらいたい点…
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「忖度」「35億」、今年の流行語大賞の本命は?
2017年は、政治絡みで生まれた新語・流行語が多かった。流行語大賞の本命は安倍首相も巻き込んだ「忖度」。でも受賞者はどうなる? 最初に広めた森友学園の籠池泰典前理事長は、いまだ拘留中。安倍昭恵夫人が授賞式には登場なんてこ…
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今どき配信で謎が深まった続編ツイン・ピークス
1990年の初めに、世界中の視聴者を引きつけた「ツイン・ピークス」。続編が米国で完成し、7月から日本でもWOWOWでオンエアされている。米国ではケーブルテレビ局での放送となり、視聴者が絞られたおかげでリンチ監督お得意の“…
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「AI・人工知能EXPO」で見えた消えゆく仕事は?
「AI・人工知能EXPO」を歩いて驚いたのは、性能はともかく、思った以上にAIを名乗る商品やサービスが早くも実用化されているってこと。それも、「AI、今なら9万8000円!」とか、「AI一式400万円! 達成率により返金…
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「忖度」「アウフヘーベン」流行りの活用法は?
今年の上半期の流行語を軽くおさらい。ここまでの特徴と言えるのは、政治絡み、それも安倍首相絡みで生まれた流行語が多いこと。代表選手は、森友学園問題でやたら使われるようになった「忖度」で、早くも「2017年新語流行語大賞当確…
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文房具の最新トレンド、マステがビジネス仕様に
久しぶりに、百貨店などの文房具売り場をのぞいてみて、驚いた。見たこともないものがけっこうある。例えば、文具売り場でコーナーが拡大されているマスキングテープでは、ビジネスシーンでも使える大人向けの機能マステが増えた気がする…
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80年代バブルファッションが密かに続くわけ
今度のバブルの足音は、まず女の子のメイクから聞こえてきたーって、別にバブル時代並みの好景気が、ドコスコ足音を立ててやって来たわけじゃない。金回りはそのままに、バブル風カルチャーだけが、リバイバルしたっていう話。ドン小西さ…
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「めんどくさいヤツ」でも愛される高橋一生の技
注目を集める遅咲きの「1980年生まれ世代」の男優のなかで、今年もっとも旬なのは高橋一生だろう。テレビドラマ「民王」、映画「シン・ゴジラ」、大河ドラマ「女城主 直虎」などで「めんどくさいヤツ」を演じながら、なぜか愛される…
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喫煙者の親に電子タバコ、長続きのコツは?
遠くに離れて住む娘が「ママに長生きしてほしいから」と、品薄で入手困難な電子タバコ「IQOS(アイコス)」を苦心してゲット。母親に送ったものの、「使い方が分からないみたい」と近所に住む電脳中高年の自分にミッションが下った。
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ハズレも多い「○○元年」、今年の注目株は?
革新的な技術などが登場し、爆発的に普及しそうになると、その年を「なんとか元年」と呼ぶことがある。2017年物としてよく見かけるのが、「AI(人工知能)元年」。自動運転車の進化も期待されており、「AI元年」命名の重要なバッ…
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落語女子が急増中! ブームはほんとに来ている
マイナーカルチャーのファンが、落語という宝を見つけて、一気になだれ込んだ。古典芸能好き、お笑い好き、イケメン好きまで巻き込み、10年くらいかけてじわじわと、本当に「落語女子(落語好きの女子)」のブームは来ている気がする。
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お嬢さん起業に冷たい…NHK朝ドラにイヤな予感
現在放映中のNHKの朝ドラ「べっぴんさん」。前二作に続く女性起業家が主人公のドラマなのだが、前評判からして毛色が変わっていた。なにせ主人公は戦前の富豪のお嬢さんで、そのお嬢さんが女学校のお友達ら3人と子供服の会社を成功さ…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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