国際化、高齢化が進み、ストレスフルな社会であなたはサバイバルできますか? 厳しい時代を生き抜くアイデアや仕事術、思考法などを幅広く伝授します。
シリーズ
和田秀樹 サバイバルのための思考法

完結
42回
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幸せは思ったもの勝ち
実は今回が長い連載の最終回となる。ずいぶん好き勝手なことを書かせていただき、私にとっては楽しい連載だっただけに残念であるが、その総括をかねて、これからのサバイバルのために私がいちばん大切だと思う思考法について考えてみたい…
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2020年度の大学入試改革に異論あり
今回は、これからの時代の、日本のサバイバルという観点から、あるべき入試、理想的な入試、少なくとも今よりましな入試について考えてみたい。
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自分を信じれば道は開ける
「サバイバルのための思考法」という連載を続けてきたわけだが、最近になって、これからの時代にサバイバルできるための最大の条件というのは、自分を信じることではないかと思うようになった。
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中年になったら勉強してはならない
英文学者の外山滋比古先生との対談で「定年後になってまで勉強してはいけない」と仰ったのには面食らった。今回は、私が考えた「勉強しない勉強法」について話してみたい。
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AI時代は「のび太」が理想的リーダー像に
今回は、サバイバルのための思考法として、生産と消費の逆転、そのほかのパラダイムシフトにどう対応するかを考えてみたい。人工知能(AI)やロボットの技術が進歩するなかでは、これまでとは違うタイプの経営者が、「優秀」とされてき…
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老いと闘うことと若さを諦めること
今回はサバイバルのために老いと闘うことと、若さをいつ諦めるのかについて考えてみたい。
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中高年は「肩書のない余生」に備えよ
「人生100年時代」には、定年後の余生があまりに長いので、現役のころの肩書がいくら立派でも、その後の人生のことを考えておかないとサバイバルできない。今回は、肩書が通用しなくなってからの生き方とその準備について論じてみたい…
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私は血圧や血糖値を正常値まで下げない
私は血圧や血糖値を下げる薬を飲んでいるのだが、実は正常値まで下げていない。今回はなぜその決定をしたかについてお話してみたい。
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東京医大の女性差別、背景に劣悪な医療現場
医師は体力が求められる仕事なので、男性医師を優遇して当然だ。これが日本の医学界の「常識」だとすれば、本末転倒だと私は考える。女医は体力的に劣るという事情は万国共通だ。それにもかかわらず欧米では女医は十分な戦力になっている…
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不当な命令からは逃げるが勝ち
日大アメフト部の悪質タックル問題や、ボクシングの不当判定疑惑など、この数カ月、理不尽な圧力に屈する形で実行された不正行為にまつわるニュースが相次いでいる。今回は圧力に対処するためのサバイバル術を考えてみたい。
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西日本豪雨、不十分な想定で被害拡大か
西日本豪雨の死者が200人を超えた。西日本の出身者として非常に心を痛めている。将来の災害を少しでも減らすためにも、西日本豪雨を踏まえて私なりにサバイバル術を考えた。今回はそれを紹介させていただきたい。
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「知れば怖くない認知症、本人は幸せなことも」
今回のテーマは認知症だ。誰もが発症しえることも含め、高齢になったらどんなことが起こるのかを知り、その可能な対策について考えてみた。
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西城秀樹さん逝く、突然死を防ぐには
西城秀樹さんが亡くなった。今回は突然死を防ぐための方法について考えてみたい。
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その症状、認知症ではなくうつ病かも
私が監督を務めた新作映画「私は絶対許さない」が好評だが、私の本業は実は高齢者を専門とする精神科医である。周りの人間はそういうことを知っていることもあって、身内の高齢者が困った状態になった際に相談を受けることが多い。
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山口メンバー、アルコール依存の怖さ体現
人気グループTOKIOの山口達也メンバーが酒に酔って女子高生にキスをして強制わいせつで書類送検された。アルコール依存症の典型的な事例として、今回はその怖さについてお話したい。
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新人に贈るストレス知らずの思考法とは?
日本では、新入学や新入社の時期であり、新しい環境への適応がすんなりいかないことも珍しくないし、人間関係への不安もあるだろう。今回は、春を迎えるにあたってメンタルヘルスの不調をどのように予防し、どのように対応するかについて…
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北朝鮮が核を手放した際の日本のリスクとは?
最近の北朝鮮情勢はめまぐるしい。金正恩の急激な軟化を見る限り、北朝鮮が核の放棄も含めて、制裁解除や米朝国交正常化にこぎつける可能性だってなくはない。韓国が従軍慰安婦問題を言い続けるように、北だって被害者面を始めるかもしれ…
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スポーツの勝利に浮かれることの危険性とは?
自分のことでないのに、スポーツでの日本人の活躍は、格別の感動を与える。とは言え、オリンピックで沸き立つことで、税金の使われ方や働き方などに影響を与える動向に目がいかなくなることはハッピーなことではない。こうした時こそ冷静…
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ネットで高まる感情リスク、賢者の制御法とは?
感情の出し方が下手であると、社会的生命を失うことも珍しくない時代になった。例えば完全主義が強すぎると、自分を責めて鬱になりやすい。また二分割思考の人は相手が敵になったと考えがちで、怒り感情がエスカレートしやすい。まずはこ…
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認知症になり介護を受ける前にやるべきことは?
今の50代は将来自分がボケることは覚悟しておいたほうがいい。テストの結果だけでの判断であるが、85歳まで生きると約半数が認知症になってしまうからだ。私の経験から、自分がボケたり、寝たきりになったときのサバイバル術を書かせ…
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