さて、野球絡みでもうひとつ。これは、とんでも予想の部類に入ると思いますが・・・

【大穴】高校野球で女子選手が誕生か?

 日本高等学校野球連盟(高野連)が今春から、甲子園練習で女子部員が補助として参加することを、ヘルメット着用などの制限付きで認めました。昨夏の大会での練習時、本塁近くでノックの球を渡していた女子マネジャーを大会本部が制止したことに対し、疑問の声が殺到したのを受けてのことと考えていいでしょう。

 しかし、市井の声は「これでは十分ではない」というのが多勢で、「そもそもなぜ高校野球(春、夏の甲子園)では女子選手の参加が認められていないのか」との声もしきりに聞こえてきます。

 「体力差があり危険だから」という高校球界の通説は、時速150kmですっ飛んでくる石のような硬さのボールを打ったり、捕ったりしなければいけないという硬式野球の危険性を踏まえると、「そうかもなあ」と思わないでもありません。しかし、大学野球は女子参加がOKで、東京六大学野球の公式戦において実現もしています。

 だとすると、高校野球だけが女子を選手として認めないのは時代錯誤ではないか、差別ではないか、と突っ込まれると、反論は難しい。ましてや、高野連は女子の部員登録は認めていますから、旗色はますます良くありません。

 相撲協会のように「大相撲は、神事に基づき、女性は土俵に上げないという伝統がある」と開き直ってしまえれば、それも手かもしれませんが、高校野球の主催者に名を連ねる朝日新聞は、差別撤廃、人権擁護を基軸にしているから、そうもいかないでしょう。

 これで思い出すのがマスターズの一件。会場であり主催者である「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」が女性会員を認めていないことに対して、2002年に女性の人権団体が猛抗議を執拗に繰り返し、ついにはホワイトハウスも巻き込んだ全国的な論争へと発展しました。同クラブは、「われわれはプライベートな会員組織であり、女性を入れるかどうかは我々が決める。外部組織の圧力に従うことではない」と反論しました。しかし旗色は悪く、10年後にコンドリーザ・ライス前国務長官を含む2人の女性が会員となったことを発表しました。

 日本においても、世の中に影響力の強い女性が、甲子園を夢見て練習に励む女性野球部員を組織化して声を上げれば、SNSで一瞬にして拡散され、それが世論になりうる現代ニッポンであれば、状況が一気に変わる可能性はゼロではないと思います。

 可能性ゼロではないと思うもう一つの理由は、女子参加が実現した場合に最も恩恵に浴するのは、実は野球界と考えられることです。野球の競技人口は、特に若年層において、少子化のペースを大きく上回るスピードで減少しており、衰退の危機がひしひしと感じられる今日この頃。女子の参加によって競技人口を増やそうという判断は十分ありえます。

 東京都知事や最大野党の党首が女性になり、日本の女性の地位向上がこれまで以上に推進されるムードも追い風になるかもしれませんね。

 徒然なるままに3つ予想をしたところで、随分、長くなってしまいました。もう3つ4つほど、予想しておきたいことがありますので、次回にまた紹介したいと思います。