使い易いアイアンとボールを採用

 今回の宮里の優勝を考える中で興味を覚えたのは、彼が使うクラブを一新したことだった。とりわけ大きな変化があったのはアイアンだ。

 ハードヒッター向けのマッスルバックモデル「ブリヂストン ツアーB X-BLADE アイアン」から、一回りヘッドサイズが大きいキャビティモデル「ピン i200 アイアン」に切り替えた。それに伴いシャフトの硬さもヘッドサイズを考慮して、より抜けの良いイメージが出せるよう、XからSXに落としたというのだ。

 その理由を宮里はこう語っている。

 「全米オープンなどのメジャー大会に出て、トップ選手が易しいクラブを使っているのを目の当たりにした。自分の体調や年齢も考えて、よりオートマチックに打てるアイアンに替えようと思った」

 またボールも最新の「ブリヂストン ツアーB X ボール」に切り替えた。「風に強く操作性に優れているから」というのが採用理由だ。

 そして「ある程度クラブとボールの恩恵を受けることも大事だと思った」と続けた。