どこのテレビ局か忘れたが、そのリポートを見て何だか笑えた。50歳でJリーグ出場を果たした「カズ」こと三浦知良選手をたたえた企画なのだが、新橋の駅前で50代のビジネスマンにインタビューしているのだ。

2月26日、Jリーグ(J2)の松本山雅FC戦に先発出場し、50歳で最年長出場記録を更新した横浜FCの三浦知良選手。(写真:アフロスポーツ)

 ところが彼らが話している内容には一向に意識がいかなかった。ある人は頭の毛がかなり薄くなり、またある人は見るからにメタボな体形をしている。またある人はカズの真似をして「カズダンス(ゴールを決めた後にカズが踊るステップ)」を披露しているのだが、その足元がおぼつかない。挙句に途中で息が上がって踊れなくなってしまう。

 とにかく彼らは、いかにも50代だという典型的な外見や身体能力をあらわにしており、結果的にカズの偉大さを称賛する内容になっていたのだ。

 相手は50歳とは言え現役のサッカー選手。一方のビジネスマン軍団は、今やスポーツと無縁のおじさんばかり。これを同じ土俵で比べたら話にならないのはもちろんだが、それでもおじさんたちがかわいそうなくらいに悪戦苦闘している。それはそれは悲惨なものだった(笑)。