今年も忘年会シーズン到来。「今日は飲み過ぎないぞ」と思ったのに、翌朝はやっぱり二日酔い… という方も多いのでは。そんな方に知っていただきたいのが、飲み方を少し変えるだけで、血中アルコール濃度の上昇を抑えるテクニック。ぜひこれで、悪酔い・二日酔いを防ぎ、年末を乗り切ってください!

 こんにちは。酒ジャーナリストの葉石かおりです。酒好きにとって待ちに待った「忘年会シーズン」がやってきました。年末年始も楽しく、なるべく健康的にお酒を飲みましょう!

 この時期、毎日のように宴会の予定を入れて、二日酔いの症状に悩まされ、昼間仕事にならない、という方をよく見かけます。二日酔いは、言うまでもなく、自分のアルコール許容量を超えて飲んでしまったことが原因です。

ちゃんぽんが良くない本当のワケ

 よく、違う種類のお酒をいろいろ飲む「ちゃんぽん」だと酔いやすい、と言われますが、正確にはそれが原因ではありません。拙著『マンガでわかる酒好き医師が教える最高の飲み方』から、ちゃんぽんの問題点を“酒好き医師”に解説してもらいましょう。

[画像のクリックで拡大表示]
[画像のクリックで拡大表示]

次ページ 急いで飲む日本人、のんびり飲むヨーロッパ人