ドキュメントに手書きで書き込む

 CamScannerで作成した書類に、手書き文字を書き込んで指示出しや修正を行う、線やマル、矢印などを加えて注意を促す、といったこともできる。こうした機能は仕事で重宝する。

 ドキュメントの画面下の「マーク」をタップ、「手書きメモを追加」を選び、ペンツールを使って書き込む。ペンにはサインペンとマーカーがあるので、適宜使い分けよう。仕事用の文書の指示出しや校正などに役立つ。

ペンツールを使ってドキュメントに書き込む。なお、この機能を利用するには、「InNote」という無料アプリのインストールが必要となる
ペンツールを使ってドキュメントに書き込む。なお、この機能を利用するには、「InNote」という無料アプリのインストールが必要となる
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OCR認識した画像上の文字でキーワード検索できる

 ドキュメントにはテキストを添えることができるので、内容や日付、部署などを記録しておくと、後々大量の書類からでもすぐに探せて効率的だ。

 メモは、ドキュメントを表示して「メモ」を押し、テキストを入力する。OCRを利用するには、ドキュメントを表示して「認識」を選ぶ。認識したテキストは、ドキュメント内に保存される。

OCRを使うには、「認識」→「フルページを認識」とタップ。「フルページを認識」「エリアを認識」のどちらかを選ぶが、通常はフルページでOK。認識を行なうと、「認識テキスト」が表示される
OCRを使うには、「認識」→「フルページを認識」とタップ。「フルページを認識」「エリアを認識」のどちらかを選ぶが、通常はフルページでOK。認識を行なうと、「認識テキスト」が表示される
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日本語のOCRの精度はまあまあ。無料版ではテキストの書き出しや変更ができないのが残念だが、見出しなどの大きな文字などはほぼ合うので、検索目的なら問題は少ない
日本語のOCRの精度はまあまあ。無料版ではテキストの書き出しや変更ができないのが残念だが、見出しなどの大きな文字などはほぼ合うので、検索目的なら問題は少ない
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 ドキュメントを探すには、「マイドキュメント」右上の検索ボタンを押し、キーワードを入力する。なお、メニューから「タグを設定」を選んであらかじめタグを付けておくのもドキュメントを探しやすくするコツだ。

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