通訳AIが活躍する時代を見越した学習機器を開発する動きもある。博報堂のものづくりプロジェクトチーム「monom(モノム)」が開発する「ELI(エリー)」だ。グーグル主催の国内アイデアコンテストで優勝したことで注目が集まる。

博報堂が開発を進める英語学習用ウエアラブル端末「ELI」。

 エリーは襟につけるウエアラブル端末で、1日平均2時間程度とされるヒトの発話を聞き取って、サーバーに集めて分析する。利用者が優先して覚えるべき単語を発話の中からピックアップして英語の例文を作成。利用者の生活に即した毎日15分程度の英会話レッスンを生成する。

 開発者の谷口晋平氏は「AIが英語の正確性を担保してくれる時代が来れば、個性やユーモアを表現できる英語を話せる能力の価値がより高まっていく。自分らしい英語を追求するエリーはその助けになる」と強調する。