シリーズ
「痛勤緩和」のウソ

完結
この記事の著者
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大西 孝弘
ロンドン支局長
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河野 紀子
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須永 太一朗
6回
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焼き鳥1本分で忘年会帰りの満員電車は解消する
忘年会帰りの電車は特に混雑する。それは運行本数が少ないからだ。ライトレールの阿部等社長は、1人当たり10~20円の割増料金を徴収することで、運行本数を増やすアイデアを提唱している。市場原理を取り入れることで満員電車は解決…
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小池都知事の満員電車嫌いは筋金入りだ
8月に東京都知事選に就任した小池百合子氏は、「満員電車ゼロ」を公約に掲げている。本当に実現できるのか。小池都知事のブレーンとして知られる交通計画のコンサルティング会社「ライトレール」の阿部等社長に聞いた。
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朝の埼京線、女性専用車両で思ったこと
東日本旅客鉄道の中でも屈指の混雑率となっている埼京線。朝のピーク時の混雑率は183%(2015年度)だ。通勤ラッシュの現状をリポートすべく、11月30日、記者は赤羽駅から埼京線の上り列車に乗り込んだ。
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混雑日本一!朝の東西線で乗客が目を閉じる理由
平日朝の通勤電車ルポ。今回は東京メトロ東西線だ。国土交通省の統計では、混雑率トップの路線として登場する。千葉県から東京都内に向かう列車に潜入してみた。
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目視で年に1回。電車「混雑率」の信ぴょう性
鉄道各社は独自の調査し、通勤ラッシュのピーク1時間の平均混雑率を公表している。ただ、調査は基本的に年に1回で、主に目視で調査しており、鉄道関係者は「目視で正確に測るのは難しい」と吐露する。「低めに見積もっている」との指摘…
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鉄道各社が言う「混雑は緩和している」は本当?
朝の通勤ラッシュが緩和傾向にあると言われるが、どうなのか。実際に体験してみると、JR東日本の横須賀線や東急電鉄の田園都市線では引き続き、厳しい混雑。働き方改革や生産性の向上の観点からも、通勤ラッシュの解消が不可欠だ。
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全8回