マーベルヒーローたちが“競演”できる理由

ただ、日本にも、「ウルトラマン」や「仮面ライダー」をはじめ、ライバルとなる数多くのヒーローが存在します。そうした国産ヒーローとマーベルヒーローの違いは何でしょう。

シェイクスピア:マーベルは「ひとつの世界」だということですね。これは「マーベル・ユニバース」と呼ばれています。それぞれのヒーローは別の世界を生きているわけではなく、同じ「今」に存在しているんです。だから、今年公開された映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」のように、「アイアンマン」や「キャプテン・アメリカ」をはじめとしたマーベルのたくさんのスーパーヒーローたちが、同一作品内で一堂に会するという設定を楽しんでいただけます。

 そして、マーベル作品は時代時代を反映している。現実世界の景気や政治の動向などが表れていますから、見る人はより入り込みやすいのではないでしょうか。

各キャラクターがとても個性豊かですね。実にバリエーションに富んでいます。

シェイクスピア:そうなんですよ。「アイアンマン」も「キャプテン・アメリカ」もリーダータイプですが、まったくカラーが違う。そうした個性を楽しみながら、自分のお気に入りのヒーローを見つけることができます。絶対的な存在や一つの正解があるのではない。そこがマーベルの面白さなんです。

ヒーローが同一作品内で競演する場合、著作権は問題にならないんですか。日本では、キャラクターの著作権は通常作者に帰属しているので、難しさを伴いますが。

シェイクスピア:マーベルのキャラクターの著作権は、マーベル自体が持っています。ですから、著作権が映画製作の障害になることはありません。

(11月29日公開予定「仕事で凹んだ時こそ、マーベルヒーローの出番」に続く)

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