「私の最初のマイヒーローは、スパイダーマンなんです」

ちなみに、シェイクスピアさんは、買収以前からマーベル作品、もしくはアメリカンコミック自体に興味はあったのですか? アメコミファンは男性が中心ですが…。

シェイクスピア:実は、私の最初のヒーローは「スパイダーマン」なんです。ドラマ版の「スパイダーマン」がきっかけですね。東映がマーベルのキャラクターを使って制作した日本オリジナルの特撮テレビドラマです。毎週、楽しみに見ていました。今にして思えば、これがアメコミと最初の接点でした。

女性で、最初のマイヒーローが「スパイダーマン」って珍しいですね(笑)。日本のヒーロー物よりも、アメコミの世界が好みだったのですか。

シェイクスピア:いいえ、「仮面ライダー」や「ウルトラマン」「マジンガーZ」も大好きでした。女の子向けのアニメを見るより、ヒーロー物にのめり込みましたね。その中でも、やっぱり「スパイダーマン」が一番でした。ずっと観ていたいくらいハマりました。

「スパイダーマン」のどんなところに惹かれたのですか。

シェイクスピア:新鮮さと驚きですね。「スパイダーマン」は手首のあたりから武器を出すでしょう。刀や銃はありがちですが、手首に「ウェブ・シューター」という武器を装備する発想が新しかった。それに、クモに噛まれて、ある日突然ヒーローになってしまうという設定にも驚きましたね。「スパイダーマン」には、自分の想像を超えた世界が広がっていたんです。

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