国立新美術館(東京・六本木)で開催された展覧会「安藤忠雄展-挑戦-」は、多くの“一般人”でにぎわった(会期は9月27日から12月18日まで)。学歴や師弟関係が重視される建築の世界にあって、安藤忠雄氏は独学で建築設計を学び、東京大学建築学科教授となり、「世界のANDO」といわれるまでになった。経済人や文化人にも安藤ファンは多い。建築専門誌「日経アーキテクチュア」の宮沢洋編集長が、安藤氏本人や関係者50人に実施したインタビューから、安藤氏の「言葉の力」を読み解く。連載は全7回の予定。
シリーズ
旧弊を打ち破る安藤忠雄の言葉

完結
6回
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安藤忠雄氏が忘れない「職人への敬意」
安藤忠雄氏の関係者50人へのインタビューの中から、仕事や社会活動に役立ちそうな安藤氏の言葉をいくつかのテーマで紹介する本コラム。今回のテーマは、「モノ作りへのこだわり」だ。
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安藤流、驚き生む「前さばき」と「そろばん」
建築家・安藤忠雄氏の関係者50人のインタビューの中から、仕事や社会活動に役立ちそうな安藤氏の言葉をいくつかのテーマで紹介する本コラム。第3回のテーマは、大仕事に挑む前の「段取り」について。
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建築家・安藤忠雄氏は徹底的に「まねる」
安藤忠雄氏の関係者50人のインタビューの中から、仕事や社会活動に役立ちそうな安藤氏の言葉をいくつかのテーマで紹介していく。2回目は「学ぶ」がテーマだ。
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心に突き刺さる、安藤流の“殺し文句”集
安藤忠雄氏がクライアントにGOサインを出させるための“殺し文句”集を紹介しよう。殺し文句というと誰にも通じる定番のフレーズがあるようだが、安藤氏の場合はそうではなく、相手によって説得の仕方を巧みに変えている。
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“ANDOワールド”に魅了されるワケ
安藤忠雄氏は独学で建築設計を学び、東京大学建築学科教授となり、「世界のANDO」といわれるまでになった。建築専門誌「日経アーキテクチュア」の宮沢洋編集長が、安藤氏の「言葉の力」を読み解く。連載2回は「ANDO」のスゴさの…
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建築家「世界のANDO」は何がスゴイのか
学歴や師弟関係が重視される建築の世界にあって、安藤忠雄氏は独学で建築設計を学び、東京大学建築学科教授となり、「世界のANDO」といわれるまでになった。建築専門誌「日経アーキテクチュア」の宮沢洋編集長が、安藤氏の「言葉の力…
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全8回