4年前のロンドン五輪、柔道男子日本代表のメダルはゼロ。柔道発祥国の面目は潰れ、男子柔道の危機とまで言われた。そして4年後の今年、リオデジャネイロ五輪。男子73㎏級の大野将平、90㎏級のベーカー茉秋の金メダルを筆頭に全7階級でメダルを獲得。復活と躍進を遂げたことは記憶に新しい。井上康生監督の元で総務コーチの任を務めた日本体育大学運動器外傷学研究室の岡田隆准教授に、ニッポン柔道の復活を支えた最新の科学的トレーニング法のエッセンスを聞いた。
シリーズ
[ニッポン柔道式]最新トレーニングで体力復活

完結
9回
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疲れた体を速攻回復、日本柔道式エクササイズ
仕事やオフタイムの運動で感じる疲れ。早く回復させないと、筋肉痛が長引いたり、ケガの原因になったりする。日本柔道代表で疲労回復メニューの指導に当たった日本体育大学准教授の岡田隆氏に、早期回復に役立つ“日本代表式ストレッチ”…
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太りたくなければスイーツは運動前に
一般の方々にも多いと思うが、選手の中にも甘いものが大好きでやめられない人が少なくない。しかし、スイーツの太りにくい食べ方もあるという。管理栄養士の上村さんが選手たちに指導した方法から学んでいこう。
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日本代表選手が教わった、太らない飲み方のコツ
筋肉を増やして、体脂肪率を下げ、体重制限にパスする必要がある柔道代表選手にとって、飲み過ぎや食べ過ぎによるカロリーオーバーはご法度だ。そのためにチーム帯同の管理栄養士が指導しているノウハウを聞いた。
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運動前後の食事に「糖質制限」はご法度
柔道男子選手の食事を見ていると、筋肉をつけるため、たんぱく質はよく取れていた。ただ、厳しいトレーニングをするのに、エネルギーになる糖質の摂取が足りていなかった。そうなると、体はたんぱく質である筋肉を分解してエネルギーに使…
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日本柔道選手が脂肪過多に陥った食事グセとは?
リオデジャネイロ五輪で復活を遂げた男子柔道チーム。科学的なトレーニングの導入に加え、俊敏性を増すために筋力を高め、体脂肪を減らす取り組みも効果を上げた。そこで食事指導に当たった管理栄養士の上村香久子さんに、栄養指導の勘所…
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効率的に筋肉ムキムキ男になる隠しワザ
リオ五輪でメダリストになった選手たちの筋肉美も話題になった。読者の中には、同性異性関わらず、彼らのような肉体に憧れ、なりたいと思った人もいるのではないだろうか。ビジネスパーソンであっても、効率よく筋肉男になれる方法はない…
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長い座り姿勢で凝り固まった体を速攻で復活!
日本柔道がオリンピックで勝つために岡田准教授が施した意識改革は、科学に裏付けされたトレーニングを実施することだけではなく、普通では見落としてしまいそうな部分にまで及んでいた。それが長距離移動の際に陥りがちな、脚の“むくみ…
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選手の身体能力を世界水準に高めた4分間運動術
柔道男子日本代表がリオ五輪で復活と躍進を遂げたことは記憶に新しい。井上康生監督の元で総務コーチの任を務めた日本体育大学運動器外傷学研究室の岡田隆准教授に、ニッポン柔道の復活を支えた最新の科学的トレーニング法のエッセンスを…
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日本柔道復活を支えた食事・練習サイクルとは?
日本柔道代表がリオ五輪で復活と躍進を遂げたことは記憶に新しい。井上康生監督の元で総務コーチの任を務めた日本体育大学運動器外傷学研究室の岡田隆准教授に、ニッポン柔道の復活を支えた最新の科学的トレーニング法のエッセンスを聞い…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回