民泊やカプセルホテルも増えています。
外志雄代表:民泊は観光客が利用するもので、ビジネス客は利用しないと思います。また、アパホテルが狙っている企業の上位5%層のビジネスパーソンとカプセルホテルの客層とはかみ合わない。ですからそこは意識していません。
ホテル業界では東京五輪が開催される2020年を目指して開業ラッシュです。今後、そして2020年以降の状況についてはどのように見ていますか。
2020年後は撤退ホテルを買収するチャンス
外志雄代表:最近、ホテルが供給過剰気味になってきていると思います。オリンピックの直前になれば需要が高まってくるかもしれませんが、五輪後は、かなり過剰な状況になると見ています。
当社は2008年のリーマンショック後の、2010年から拡大戦略に入っています。当時は土地代も建築費も今に比べて安かった。今は土地代も建築費も値上がりしています。超一等地は3~4年前から3~4倍へと地価が高騰し、建築費も2倍程度になっています。これは2020年の手前まで続くと思います。
最近、とんでもない高値で売り地が落札されていることがあり、中身を調べてみるとホテル建設用地として取得しているケースが多い。ホテルは儲かるという神話が出来て、競争で高値になっているんですね。
あまりに地価が高すぎる土地は、うちは手を出しません。十分に、採算が取れる場所でないと経営が厳しくなります。
ホテルが供給過剰で環境が厳しくなれば、体力のないところは市場から去っていきます。うちは土地代が安かった時からホテルを増やしていますから、ホテルを作る平均コストは他社より安い。つまり、体力があります。体力があれば踏ん張れるし、撤退するホテルを買うことができる。ですから五輪後は当社にとってホテルを安く買うチャンスだと見ています。
なお、今回のエアライン満足度調査の結果の詳細は、「出張で使いたい航空&ホテルはココだ 満足度で国際線トップはカタール航空、国内線はJAL」など、連載「ビジネスパーソンに聞く 後悔しない航空&ホテル 5000人満足度ランキング」の各記事で紹介している。
ビジネスパーソン5000人調査
満足度ランキング2017 データ集 【エアライン編】【ホテル編】
■データ内容
・回答数は各調査、5000人強。
・フリーコメントは、航空編、ホテル編合わせて3万件以上。
・回答者は、ビジネスパーソンかつ役職者
・自社だけでなく、他社の評価やフリーコメントを全てを収録
・加工、分析しやすいExcel形式で提供。
「自社顧客への調査は定期的に実施しているものの、他社の評価はどうなっているのだろうか。外部調査による客観的な評価も把握しておきたい」ーー。
本調査は、「日経ビジネスオンライン」読者で、出張機会の多い企業の役職者が実際に搭乗、宿泊したエアライン、ホテルの満足度を様々な視点で評価したものです。5000人以上の回答者から得られた評価データ、フリーコメントを提供いたします。
貴社の顧客満足度向上、戦略策定のための基礎データとしてお役立てください。データのご提供だけでなく、追加分析や追加調査も承ります。お問い合わせ、ご相談は下記のフォームからお気軽にご連絡ください。ご検討用のサンプルデータ等のご提供もいたします。
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※後日、担当者よりご連絡させていただきます。
・エアライン編 | :19万8000円(税込) |
・ホテル編 | :19万8000円(税込) |
・エアライン編/ホテル編同時申込:35万6400円(10%OFF) |
・エアライン編 | : | 有効回答者数 | 5325人 |
フリーコメント数 | 1万8929件 | ||
・ホテル編 | : | 有効回答者数 | 5347人 |
フリーコメント数 | 1万8185件 |
日経ビジネスオンライン読者にメールでウェブ調査への回答を依頼。過去3年間に利用した航空会社(エアライン)について、「サービス(客室乗務員の対応など)」「座席」「運航の安全性・正確さ」「路線ネットワークの広さ・所属しているアライアンス」「コストパフォーマンス・マイレージ」の5項目、ホテルについては「客室」「共用部(ロビー、ビジネスフロア、大浴場など)」「接客サービス(コンシェルジュ、フロント、飲食部門など)」「コストパフォーマンス」の4項目を、それぞれ「非常に満足(+100点)」「満足(+50点)」「普通(±0点)」「やや不満(▲50点)」「非常に不満(▲100点)」で採点。この他、エアライン・ホテルを選ぶ基準、LCCの利用実態、エコノミークラスの品質への感想、1年平均での国内線・国際線の利用回数、ファースト・ビジネス・エコノミーそれぞれのクラスの利用度、回答者の年齢、勤務先の業種・従業員規模・職種・役職などについて聞いた |
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調査時期 | : | 2017年8月24日~9月3日 |
回答者属性 | : | 日経ビジネスオンライン読者かつ役職が「係長・主任クラス以上」 |
調査対象 | : | エアライン 65社 ホテル・シティホテル(63カ所) ビジネスホテル(39チェーン) 調査対象企業名は、こちらのpdfをご確認ください。 |
調査方法 | : | Webアンケート調査 |
調査企画 | : | 日経ビジネス |
調査委託 | : | 日経BPコンサルティング |
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