ストイックな運動習慣で体重10kg減

 バスクリンは“健康は、進化する。”というコーポレートスローガンを掲げている会社です。こうした朝の運動は、その企業の経営者として、自分が不健康であってはいけないという思いから始めました。社長ともなれば、社員はもちろん、社会の人々からも自分の姿を見られています。行動はもちろん、体つきや服装といった見た目も大切なのです。運動を始めたのはそこからですね。

 運動を始めた頃と比べると、今ではウエストサイズで10cm以上、体重にして10kg以上も落ちています。もちろん、健康診断で引っかかることもありません。スーツ類も全部買い替えることになりました。この10年でも増減の波はありますが、少し太って服がきつくなった時に、楽な服を着てはいけないと思っています。「締まっている時の服に合わせて体を作る」という思考で、気を緩めることなく運動を続けています。久しぶりにお会いした人から「体が引き締まったね」と言っていただけると嬉しいですね(笑)。

 当社は入浴剤を中心に「健康をサポートする」という事業経営をしています。日々の生活においても免疫力を高めていくことが健康の基本だと訴えています。そのためには良い睡眠、健康的で栄養のある食事、そして運動と入浴の習慣を持つことが大切です。運動と入浴を続ければ、代謝を促進して血流が良くなり、免疫力が高められていきます。そうした生活を僕自身が体現することが、健康サポート企業の経営者としての矜持であり、使命だと考えて続けているのです。

 僕がこの生活を続けることは、非常にストイックだと感じるかもしれません。しかし、それをやらなくなってしまったらダメだと思っています。営業職であれば数字が結果として現れます。もちろん社長業も会社の業績というのが大切ですが、何かほかにも自分に「課するもの」がないと仕事に活き活きと取り組み、良い結果を出せないと考えているのです。


(まとめ:松尾直俊=フィットネスライター/インタビュー写真:村田わかな)

古賀和則(こが かずのり)さん
バスクリン 社長
古賀和則(こが かずのり)さん 1954年生まれ、広島県出身。1979年、津村順天堂(現ツムラ)に 入社。2000年。同社ライフサイエンス本部の企画部長に就任。2001年に同業務部長に。2006年にツムラが家庭用品事業を分社化し、ツムラ ライフサイエンスを設立、同社社長に就任。2009年、ツムラグループからの独立に伴い、新生ツムラ ライフサイエンス(現バスクリン)の社長に就任。2010年9月1日付で社名をバスクリンに変更し現職。
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