お腹に優しい朝食で毎日の美食に備える

 週1回くらいは家で食事をしますが、それ以外は外食。昨日はうちのレストランですき焼きを食べたし、今夜は焼肉、明日は出張先で洋食、毎晩フルコースをいただく生活です。

 夕食の摂取カロリーが高めになる分、朝はいつも決まった摂食メニューで体調を整えています。私の定番の1つが塩分3%の梅干し。塩分を3%と低く抑えるのが私のこだわりです。私は仕事柄、店舗の視察などで百貨店にしょっちゅう行くので、梅干し売り場をよくのぞくのですが、探してみると3%以下って意外と少ないんですよ。大体8%とか、あっても5%。そこで塩分3%の梅干しを和歌山から取り寄せています。

 あと定番なのが、フジッコのカスピ海ヨーグルト。冷たいとお腹が冷えてしまうので常温でいただきます。

赤塚社長の朝の摂食メニュー
[画像のクリックで拡大表示]

 私は食べる順番まで、こだわっています。朝起きたらまず1杯水を飲む。そして梅干しを食べます。次に白湯を飲み、胃腸を温めて働きをよくする。その後に常温のヨーグルトを食べて、腸内環境を整えます。これに地元・三重県の水谷養蜂園から取り寄せたハチミツを加えていただきます。ハチミツは免疫力を高めてくれると聞きます。

 そして出掛ける前に、スプレータイプのプロポリスエキスを喉にシュッと1回。のどがイガイガしたときにいいし、風邪をひきにくくなるようです。このルーティンをかれこれ7、8年は続けているでしょうか。一時はバナナを食べていたのですが、お腹がいっぱいになりすぎるのでやめました。

 お昼は大体試食。試食がないときは、軽くサンドウィッチなどをつまむ程度にしています。

[画像のクリックで拡大表示]

 私は1回、1回の食事を大切にしています。体に良くて、自分のビジネスに参考になるものを基準に食べています。ふらっとお店に入ることはしません。必ず予約するか、下調べをしてから行きます。評判のお寿司屋さんを2軒はしごすることもあります。

 食べ物を心ゆくまで味わうには食感が大切です。とりわけ最初のひと噛みがポイント。だから月1回の歯のクリーニング、噛み合わせのチェックを欠かしません。5年前には矯正もしました。食べ物をおいしく食べるのには、歯が大事だからです。食事をしたら、すぐに歯を磨くのが習慣になっていて、秘書のカバンには私用の歯ブラシが常に3本入っています。食べ物屋の社長たるもの、舌と歯が命なのです

(まとめ:荻島央江=フリーライター/インタビュー写真:鈴木愛子)
赤塚保正(あかつか やすまさ)さん
柿安本店 代表取締役社長
赤塚保正(あかつか やすまさ)さん 1963年三重県生まれ。87年慶應義塾大学法学部卒業後、米国に留学。89年柿安本店に入社。98年、取締役レストラン営業部長。常務、専務を経て、2006年12月に社長就任